Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースの作成

2.13 データベースの創成

データベースの創成は、実表へのデータ投入で完了します。データの投入は、格納先のデータベーススペースが作成され、実表やインデックスなどの論理構造定義、および格納構造定義が完了してから行います。

■データベースの創成方

データベースの創成方法として、以下の2つがあります。

ここでは、rdbsloaderコマンドによるデータベースの創成の概要、および応用プログラムのINSERT文によるデータベースの創成の概要を図:データベースの創成方法に示します。

[図:データベースの創成方法]

image

◆rdbsloaderコマンドによるデータベース創

rdbsloaderコマンドによってデータベースを創成する例を以下に示します。

なお、rdbsloaderコマンドに関する詳細は、使用しているOSに対応する“RDB管理者ガイド”を参照してください。

[UNIX系の場合]

rdbsloader -mi -i 在庫表DB.関東発注表DSI /home/rdb/kantou.data 

[Windows NT、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003の場合]

rdbsloader -mi -i 在庫表DB.関東発注表DSI C:\DEFAULT\USERS\KANTOU.DATA

◆INSERT文によるデータベース創

INSERT文によってデータベースを創成する応用プログラムの例を以下に示します。

なお、INSERT文に関する詳細は、“SQLビギナーズガイド”を参照してください。

#include<stdio.h>

main(){
  EXEC SQL BEGIN DECLARE SECTION;
    char SQLSTATE[6];
    char SQLMSG[256];
    short hcustomer;
    short hprodno;
    long hprice;
    short horderqty;
  EXEC SQL END DECLARE SECTION;

  char 処理番号;
  for(;;) {
    printf("データ挿入...1 \n");
    printf("挿入終了 ...2 \n");
    scanf("%c",&処理番号);

    switch( 処理番号) {
      case '1':
       printf("取引先の番号を入力してください.\n");
       scanf("%d",&hcustomer);
       printf("取引製品の番号を入力してください.\n");
       scanf("%d",&hprodno);
            :
       EXEC SQL INSERT INTO STOCKS.発注表(取引先,取引製品,
                         仕入価格,発注数量)
            VALUES(:hcustomer,:hprodno,:hprice,:horderqty);
       continue;
      case'2':
       break;
    }
   break;
  }
  EXEC SQL COMMIT WORK;
            :
}

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