Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースの作成
上へ2.7 格納構造の定義

2.7.5 インデックスのDSI定義

インデックスのDSIの定義は、CREATE DSIを使用して行います。インデックスのDSI定はインデックスのDSO定義に従ってデータベーススペースとの割付けを行います。

すでにデータが格納されている表のDSIに対して、新たなインデックスのDSI定義を追加することが可能です。

インデックスのDSI定義の例を以下に示します。

インデックスのDSI定義
CREATE DSI 製品名IXDSI   INDEX   DSO 製品名IXDSO
         ↑                 ↑
         DSI名                DSO名

    BASE 在庫表DSI
        ↑
       表のDSI名

    ALLOCATE BASE  ON  DBSP_1  SIZE 200K, ←スペース割付け
        INDEX ON  DBSP_1  SIZE 40K  ←スペース割付け
               ↑       ↑
             データベース   割付け量
             スペース名 

■DSI

DSI名は、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。なお、DSI名は、データベース内で一意です。

■DSO名

CREATE DSO文で指定したインデックスのDSO名を指定します。

■表のDSI名

対応する実表をDSI名で指定します。表の分割運用を行う場合、インデックスは、表のDSIごとに作成します。表の分割運用を行わない場合は、表のDSI名を指定することはできません。

■スペース割付

インデックスのDSIに対して物理的なスペースを割り付ける指定をします。

データを物理的に格納するデータベーススペース名およびデータベーススペース中に、このDSI用に獲得する格納領域の大きさを指定します。

■データベーススペース名

実際にインデックスのデータを格納する、物理的なデータベーススペース名を指定します。

スケーラブルログ運を行う場合、データを複数のデータベーススペースに格納するときは、同じロググループ内のデータベーススペース名を指定します。スケーラブルログ運用は、Symfoware Server Enterprise Extended EditionおよびSymfoware Server Enterprise Editionで使用できます。

■割付け

割付け量には、データベーススペース中に獲得する格納領域の大きさを、符号なし整数と単位記号(KまたはM)の組合せで指定します。単位記号Kはキロバイト、単位記号Mはメガバイトを示します。


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