Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースの作成
上へ2.6 論理構造の定義

2.6.4 マルチメディアデータを格納する表の定義

ここでは、画像や音声などのデータを格納する表の定義方法について説明します。これらのデータは、BLOBの列に格納します。

31キロバイトを超えるBLOB型の列を定義する場合は、表の格納構造をSEQUENTIAL構またはOBJECT構にする必要があります。

データの格納構造をOBJECT構造にする場合には、数値や文字などを格納する表の定義に以下の条件が追加されます。

  1. 31キロバイトを超えるBLOB型の列は、表内の最後に1つだけ指定します。
  2. 1.の列には、NOT NULL制約を指定します。
  3. 1.以外の列のデータ型は、固定長でなければなりません。
  4. 1.の列には、表定義の変更(ALTER TABLE文)は使用できません。

格納構造の詳細については、“格納構造の定義”を参照してください。

格納構造がSEQUENTIAL構造で、スキーマS1に製品写真表を定義する例を示します。ここでは、BLOB型以外の列として、“製品番号”を定義し、1メガバイトのBLOB型の列“製品写真”を定義します。
CREATE TABLE S1.製品写真表 (製品番号 SMALLINT PRIMARY KEY NOT NULL,
               製品写真 BLOB(1M))

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