Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU - |
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データベース用の領域には、磁気ディスク内のパーティションをそのまま割り当てます。データベーススペースの作成までに、実際のローデバイスが獲得されている必要があります。
データベーススペース用の領域には、磁気ディスク内のパーティションをそのまま割り当てます。データベーススペースの作成までに、実際のローデバイスが獲得されている必要があります。
データベーススペースの作成は、CREATE DBSPACE文で行います。
CREATE DBSPACE文を実行することにより、データベーススペースと実際のローデバイスとが対応付けられます。また、データベーススペースと使用するログ環境も対応付けられます。さらに、RDBディクショナリにデータベーススペースに関する情報が登録されます。
CREATE DBSPACE文では、データベーススペース名と、データベーススペースを作成するローデバイス名を指定します。
在庫管理DBのためのデータベーススペースの定義を実行するCREATE DBSPACE文の例を以下に示します。
例
[Solaris OEおよびLinuxの場合]
データベーススペースDBSP_1、DBSP_2およびDBSP_3を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のローデバイスを割り当てます。これらのローデバイスは既に定義済で実在するものとします。
- DBSP_1・・・/dev/rdsk/c1t0d1s1
- DBSP_2・・・/dev/rdsk/c2t0d2s3
- DBSP_3・・・/dev/rdsk/c3t0d3s3
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c1t0d1s1 CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c2t0d2s3 CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c3t0d3s3
[Windows NT、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003の場合]
データベーススペースDBSP_1、DBSP_2およびDBSP_3を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のローデバイスを割り当てます。これらのローデバイスは既に定義済で実在するものとします。
- DBSP_1・・・RDB_DBS1
- DBSP_2・・・RDB_DBS2
- DBSP_3・・・RDB_DBS3
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE RAWDEVICE \\.\RDB_DBS1 CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE RAWDEVICE \\.\RDB_DBS2 CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE RAWDEVICE \\.\RDB_DBS3
データベーススペース名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。
データベーススペースに割り当てるローデバイス名を指定します。
マルチRDB運用を行う場合は、他のSymfoware/RDB環境とローデバイスを二重に使用するおそれがあります。ローデバイスの作成後、各システムの起動ユーザしかアクセスできないようにchownコマンドおよびchmodコマンドを使用して、アクセス権を設定してください。chownコマンドおよびchmodコマンドの詳細は、使用しているOSのコマンド文法書を参照してください。
マルチRDB運用を行う場合は、他のSymfoware/RDB環境とローデバイスを二重に使用しないように注意してください。
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