Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースの作成
上へ2.5 データベーススペースの作成

2.5.1 ローデバイスに作成する場合

[Solaris OEおよびLinuxの場合]

データベース用の領域には、磁気ディスク内のパーティションをそのまま割り当てます。データベーススペースの作成までに、実際のローデバイスが獲得されている必要があります。

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[Windows NT、Windows 2000およびWindows Server 2003の場合]

データベーススペース用の領域には、磁気ディスク内のパーティションをそのまま割り当てます。データベーススペースの作成までに、実際のローデバイスが獲得されている必要があります。

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データベーススペースの作成は、CREATE DBSPACE文で行います。

CREATE DBSPACEを実行することにより、データベーススペースと実際のローデバイとが対応付けられます。また、データベーススペースと使用するログ環境も対応付けられます。さらに、RDBディクショナリにデータベーススペースに関する情報が登録されます。

■CREATE DBSPACE

CREATE DBSPACE文では、データベーススペース名と、データベーススペースを作成するローデバイス名を指定します。

在庫管理DBのためのデータベーススペースの定義を実行するCREATE DBSPACE文の例を以下に示します。

[Solaris OEおよびLinuxの場合]

データベーススペースDBSP_1、DBSP_2およびDBSP_3を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のローデバイスを割り当てます。これらのローデバイスは既に定義済で実在するものとします。
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c1t0d1s1
CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c2t0d2s3
CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c3t0d3s3

[Windows NT、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003の場合]

データベーススペースDBSP_1、DBSP_2およびDBSP_3を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のローデバイスを割り当てます。これらのローデバイスは既に定義済で実在するものとします。
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE RAWDEVICE \\.\RDB_DBS1
CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE RAWDEVICE \\.\RDB_DBS2
CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE RAWDEVICE \\.\RDB_DBS3

◆データベーススペース

データベーススペース名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。

◆ローデバイス

データベーススペースに割り当てるローデバイス名を指定します。

◆マルチRDB運用の場合の注意事

[Solaris OEおよびLinuxの場合]

マルチRDB運用を行う場合は、他のSymfoware/RDB環境とローデバイスを二重に使用するおそれがあります。ローデバイスの作成後、各システムの起動ユーザしかアクセスできないようにchownコマンおよびchmodコマンを使用して、アクセス権を設定してください。chownコマンドおよびchmodコマンドの詳細は、使用しているOSのコマンド文法書を参照してください。

[Windows NT、Windows 2000およびWindows Server 2003の場合]

マルチRDB運用を行う場合は、他のSymfoware/RDB環境とローデバイスを二重に使用しないように注意してください。


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