Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.6

1.2.4 DR使用のための前提条件

DRを使用するためには、以下に示すOS設定、システム構成への考慮等が必要です。

• カーネルケージメモリを有効にします。

  詳細は、“2.3.1 DRの有効化とカーネルケージメモリ”を参照してください。

• I/O構成は冗長構成とすることを推奨します。

  冗長構成のためにI/Oマルチパスソフトウェアが提供されています。例えば、ネットワーク、ディスク、コンソールを冗長構成にすることができます。

• DR対応したデバイスドライバを使用します。

  詳細は、“2.2 DR対応デバイスドライバの条件”を参照してください。

• 十分なメモリとスワップ域を確保します。

  詳細は、“2.1.3.4 スワップ領域に関する留意点”を参照してください。

• PRIMEPOWER900/1500/2500の場合、拡張インタリーブモードが設定されているパーティションではDRの使用はできません。

  拡張インタリーブモードについての詳細は、取扱説明書を参照してください。

• I/Oデバイス、ディスク、ネットワークおよびリアルタイムプロセスのシステム管理上の留意点があります。

  詳細は、“2.3.3 DRシステム管理上の留意点”を参照してください。