Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU - |
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動的プログラム構造の応用プログラムは、図:動的プログラム構造の場合の翻訳・結合編集の方法に示す方法で翻訳・結合編集します。動的プログラム構造は、COBOLの応用プログラムだけ利用できます。
SQL文を使用する翻訳単位は、sqlcobolを使用して翻訳・結合編集を行います。
sqlcobolのオプションの指定方法については、“RDBコマンドリファレンス”を参照してください。
動的プログラム構造のロードモジュールを動的結合して作成するためには、主プログラムの翻訳・結合編集時に、翻訳オプション“DLOAD”を指定します。副プログラムは共用ライブラリにロードモジュールとして作成しておきます。
表:応用プログラムを動的結合する場合に必要なオプションに、応用プログラムを動的結合する場合に必要なオプションを示します。
翻訳対象の性質 |
指定するオプション |
備考 |
|
---|---|---|---|
SQL文を含む翻訳単位 |
主プログラム |
-WC, "DLOAD" |
動的プログラム構造の指定 |
-M |
COBOLの場合に指定 |
||
副プログラム |
動的リンクオプション |
動的結合の指定 |
例
動的プログラム構造のSQL文を使用する主プログラム(demo14main.scob)と、SQL文を使用する2個の副プログラム(libsub9.scob、libsub10.scob)を動的結合します。ロードモジュール名は、副プログラムを“libsub9.so”および“libsub10.so”、主プログラムを“demo14main”とします。
cd /home/rdb2/application/src setenv LD_LIBRARY_PATH /home/rdb2/application/lib:$LD_LIBRARY_PATH sqlcobol libsub9.scob -o ../lib/libsub9.so sqlcobol libsub10.scob -o ../lib/libsub10.so sqlcobol demo14main.scob -M -o ../bin/demo14main -WC,"DLOAD" |
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