| Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU - | 
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 第3章 ルーチンを利用する応用プログラムの作成方法
第3章 ルーチンを利用する応用プログラムの作成方法
	 3.1 プロシジャルーチンを利用する場合
3.1 プロシジャルーチンを利用する場合
クライアント側にあるアプリケーションをサーバで実行する形態の場合は、クライアントからサーバにSQL文を送信し、サーバ側の実行結果をクライアント側で受信して処理を行っています。このとき、SQL文単位で送信・受信を繰り返すため、クライアント側に通信負荷がかかります。大規模なアプリケーション開発の場合、このようなクライアント側の性能限界を解消し、開発/保守の生産性を向上させるためにはプロシジャルーチンを利用します。プロシジャルーチンとは、サーバに登録する処理手続きのことです。プロシジャルーチンをサーバに登録しておいて、クライアント側からプロシジャルーチンを呼び出し、サーバ側で一連のトランザクション処理を実行します。プロシジャルーチンとして登録する処理手続きは、プロシジャルーチン内で完結する処理が適しています。たとえば、プロシジャルーチン内でアクセスしたデータを基に別の表を作成する処理などです。
以下に、プロシジャルーチンを利用する場合のクライアント・サーバ間の処理概要を示します。

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