Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースを処理する応用プログラムの開発の概要
上へ2.2 SQL埋込みCOBOLプログラムの作成方法

2.2.6 BLOB型の翻訳時の展開方法

ここでは、BLOB型をSQL上で指定する方法について説明します。ホスト変数は、BLOB型を持つ列に代入する値として指定することができます。

ホスト変数は、図:COBOLプログラムに定義する例の形式でホストプログラム内に定義する必要があります。

[図:COBOLプログラムに定義する例]

01  変数名  SQL  TYPE  IS  BLOB(<長さ><単位>).

  <長さ>:1 〜2Gの任意の整数を設定
            単位がK の場合:1 〜2097152
            単位がM の場合:1 〜2048
            単位がG の場合:1 〜2
  <単位>:K(キロバイト)、M(メガバイト)、G(ギガバイト)

ただし、翻訳時には、図:BLOB型を集団項目形式に変換した例のような集団項目形式に変換します。COBOLプログラムは、変換された集団項目の変数でデータ操作を行います。

BLOB型の詳細については、“SQLリファレンスガイド”を参照してください。

[図:BLOB型を集団項目形式に変換した例]

応用プログラム中に以下のように宣言します。
01 AREA  SQL  TYPE  IS  BLOB  (1K).

              ↓ 翻訳時に集団項目に変換します。

01 AREA.
  49 AREA-RESERVED  PIC  S9(9)
                  USAGE  IS  BINARY.
  49 AREA-LENGTH  PIC  S9(9)
                  USAGE  IS  BINARY.
  49 AREA-DATA    PIC  X(1024).

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