Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU - |
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応用プログラムからデータベースをアクセスする場合、応用プログラムにおけるデータの文字コード系とデータベースで使用できる文字コード系はそれぞれ複数あります。このため、応用プログラムを開発作業する場合は、取り扱う文字コード系に関して以下の注意が必要です。
Symfoware/RDBでは、以下の文字コード系が使用できます。
C言語を用いて応用プログラムを作成する場合は、ホスト変数へ入出力するデータの文字コード系を、応用プログラムの実行時に指定することができます。
COBOL言語を用いて応用プログラムを作成する場合は、ホスト変数へ入出力するデータの文字コード系は、応用プログラムの実行時に自動的に決定されます。応用プログラムを実行するシステムのコードと同じコード(EUC、シフトJISまたはUNICODE)が設定されます。
C言語を用いて応用プログラムを作成する場合は、ホスト変数へ入出力するデータの文字コード系を、応用プログラムの実行時に指定することができます。
COBOL言語を用いて応用プログラムを作成する場合は、ホスト変数へ入出力するデータの文字コード系はシフトJISになります。
応用プログラムの文字コード系とデータベースの文字コード系は、表:文字コード系の組合せのように同一にすることをお勧めします。文字コード系が異なると、データベースへのデータの格納時または取り出し時にコード変換が発生し、処理が遅くなることがあります。
データベースの文字コード系 |
応用プログラムの文字コード系(注1) |
|||
---|---|---|---|---|
コード種別 |
対象OS |
EUCコード(注2) |
シフトJIS |
UNICODE (注3) |
EUCコード |
UNIX系 |
◎ |
△ |
△ |
シフトJIS |
UNIX系、 |
△ |
◎ |
△ |
UNICODE(注4) |
UNIX系、 |
△ |
△ |
◎ |
EBCDICコード |
グローバル |
× |
△ |
× |
JEFコード |
× |
△ |
× |
|
JISコード |
× |
△ |
× |
◎ : 推奨。
△ : コード変換が発生し、処理が遅くなることがあります。
× : コード変換できません。
注1) 応用プログラムの文字コード系とは、定数およびホスト変数へ入出力するデータの文字コードです。
注2) UNIX系システム、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Sever 2003で使用可能です。
注3) UNIX系システムではC言語を使用した場合、Windows 2000、Windows XPおよびWindows Sever 2003ではC言語、COBOL言語を使用した場合に使用可能です。
注4) Symfoware Server Enterprise Extended Edition、Symfoware Server Enterprise EditionまたはSymfoware Server Standard Editionの場合に使用可能です。
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