ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル

4.1.8 仮想アドレス広報機能の起動／停止

仮想アドレス広報機能を起動／停止するには、仮想アドレス広報デーモンを起動／停止します。

仮想アドレス広報機能を起動する場合、前もって IP フィルタ機能を起動しておく必要があります。IP フィルタ機能の起動（活性化）方法については、"IP フィルタの活性／非活性"を参照してください。

仮想アドレス広報機能は、IPv4環境でのみ利用できます。仮想アドレスとしてIPv6アドレスを設定しても広報されません。

以下に、仮想アドレス広報機能の起動／停止の操作方法について説明します。

仮想アドレス広報機能の起動／停止は、以下の方法で行うことができます。

• strsg / stpsg コマンド

  strsg / stpsg コマンドについては、"全サービス起動／停止コマンド"を参照してください。

• strfwsndrip / stpfwsndrip コマンド

  strfwsndrip / stpfwsndrip コマンドについては、"仮想アドレス広報関連コマンド"を参照してください。

• sgsetup コマンド

  ファイアウォール独自環境設定を使用している場合、セットアップを利用して起動／停止します。

以下に、ファイアウォール独自環境設定のセットアップ（sgsetup）からの 仮想アドレス広報機能の起動／停止の手順について説明します。

■仮想アドレス広報機能を起動する

以下の手順で起動します。

• "sgsetup" コマンドを実行し、 セットアップ画面を表示します。

• 「起動／停止」メニューから、"仮想アドレス広報機能の起動"を選択します。仮想アドレス広報デーモンが起動され、仮想アドレスの広報が開始されます。

■仮想アドレス広報機能を停止する

以下の手順で停止します。

• "sgsetup" コマンドを実行し、 セットアップ画面を表示します。

• 「起動／停止」メニューから、"仮想アドレス広報機能の停止"を選択します。仮想アドレス広報デーモンが停止され、仮想アドレスの広報が停止されます。