ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル

4.1.7 SA 管理の起動／停止

IP セキュリティ通信に関する情報を管理するデーモンである SA 管理の起動／停止の操作方法について説明します。通常、SA 管理は、システム起動時に自動的に起動されます。

注

• IP セキュリティゲートウェイを起動する場合、前もって IP フィルタ機能を活性化しておく必要があります。詳細は、" IP フィルタの活性／非活性"を参照してください。

• SA 管理の停止後でも、IP セキュリティ通信は可能です。

SA 管理の起動／停止は、以下の方法で行うことができます。

• strsg / stpsg コマンド

  strsg / stpsg コマンドについては、"全サービス起動／停止コマンド"を参照してください。

• sadb コマンド

  sadb コマンドについては、"SA 管理の操作コマンド（sadb）"を参照してください。

• sgsetup コマンド

  ファイアウォール独自環境設定を使用している場合、セットアップを利用して起動／停止します。

以下に、ファイアウォール独自環境設定のセットアップ（sgsetup）からの SA 管理の起動／停止の手順について説明します。

■SA 管理を起動する

以下の手順で起動します。

• "sgsetup" コマンドを実行し、 セットアップ画面を表示します。

• 「起動／停止」メニューから、"SA 管理の起動"を選択します。SA 管理が起動され、IP セキュリティ通信が行えるようになります。

■SA 管理を停止する

以下の手順で停止します。

• "sgsetup" コマンドを実行し、 セットアップ画面を表示します。

• 「起動／停止」メニューから、"SA 管理の停止"を選択します。SA 管理が停止されます。