ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル |
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第1章 証明書の運用(Solaris版/Windows版) | > 1.3 コマンド | > 1.3.2 証明書/CRL 管理環境の作成/設定コマンド |
証明書/鍵管理環境の運用で必要なディレクトリを作成し、初期設定を行います。
オプション |
項目概要 |
---|---|
Environment-directory |
運用管理ディレクトリ( Environment-directory )をフルパスで指定します。 |
-fromdir |
運用環境を移行する場合に必要な管理情報を指定します。新規に運用環境を作成する場合は省略します。 |
-todir |
新規に作成する管理ディレクトリ名を指定します。 |
運用管理ディレクトリ名には、ディレクトリ名中に " ,"(カンマ)を含むパスを指定することはできません。
-fromdir、-todir の各パラメタを指定する場合は、必ずコンマ(,)で区切って指定してください(空白等は入力しないでください)。以下に、指定例を示します。
-todir /var/opt/FSUNfwip/cert/cmidir/cert,/var/opt/FSUNfwip/cert/cmidir/crl |
-todir "C:\Program Files\Safegate\cert\cmidir\cert","C:\Program Files\Safegate\cert\cmidir\crl" |
移行する場合は、-fromdir(移行元ディレクトリ)と-todir(移行先ディレクトリ)を指定します。
-todir に指定する ValidCert-directory とCRL-directory に同一ディレクトリを指定することはできません。
スロット情報ディレクトリに初期値を使用しない場合は、証明書環境設定ファイル(FWCertファイル)を編集する必要があります。ファイルの編集方法は、「ファイアウォール機能 リファレンスガイド」の「環境定義ファイル」を参照してください。
運用管理ディレクトリを "/var/opt/FSUNfwip/cert/cmidir"、証明書管理ディレクトリを "/var/opt/FSUNfwip/cert/cmidir/cert"、CRL 管理ディレクトリを "/var/opt/FSUNfwip/cert/cmidir/crl"と指定し、証明書/鍵管理環境を初期設定する場合
# cmmkenv /var/opt/FSUNfwip/cert/cmidir -todir /var/opt/FSUNfwip/cer |
なお、「Interstage Security Director (Windows版)」の場合は、ディレクトリ名を読替えてください。
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