ファイアウォール機能 管理者ガイド
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第2章 機能> 2.2 アドレス変換機能

2.2.3 仮想アドレス

アドレス変換機能では、内部ネットワーク上のIPアドレス情報を、外部ネットワークから隠遁します。

このとき、外部ネットワーク上の利用者に公開する内部ネットワーク上のホストの実IPアドレスに対応付ける仮想的なIPアドレスを、「仮想アドレス」と呼びます。

仮想アドレスは、以下の用途で使用します。

仮想アドレスとして設定するIPアドレスは、外部ネットワーク上で通信可能なIPアドレスである必要があります。このため、IPv4ではグローバルアドレス、IPv6では集約可能グローバルユニキャストアドレスを使用してください。

仮想アドレスと実際のIPアドレスとの対応関係は、事前に設定しておく必要があります。統合環境設定の場合、アドレス変換ポリシーで設定します。また、このとき、事前に割り当てる仮想アドレスは、「アドレスリソース」として設定しておきます。ファイアウォール独自環境設定の場合、ホスト設定で設定します。


下へ2.2.3.1 仮想アドレス広報機能
下へ2.2.3.2 仮想アドレス広報機能使用時の留意事項

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