13.4.9 アンチウィルスサーバの環境設定

ファイアウォール機能環境設定ガイド

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ウィルスチェックを行うアンチウィルスサーバの環境を設定します。アンチウィルスサーバは、アンチウィルス設定画面で設定します。アンチウィルス設定画面は、以下の手順で起動します。

セットアップ画面で、"アンチウィルスサーバ"の要素アイコンを選択（クリック）または「要素設定」メニューから"アンチウィルス"を選択します。アンチウィルス設定画面が表示されます。

以下に、アンチウィルス設定画面の設定項目について説明します。

登録済みのアンチウィルスサーバのホスト名が一覧表示されます。

アンチウィルスサーバとなるサーバのホスト名を英字で始まる1 ～ 15 文字以内の英数字で指定します。

なお、定義済のホスト名、ホストグループ名、ネットワーク名、暗号ゲートウェイ名、IPsec ゲートウェイ名、IKE ゲートウェイ名、RADIUS サーバ名、Safegate client 名、アンチウィルスサーバ名、Safegate 集中管理と重複しないように設定してください。

アンチウィルスサーバのIPアドレスを指定します。

アンチウィルスサーバが処理するサービス（ ftp、smtp など）を指定します。「スキャンするサービス」リストには、アンチウィルスサーバでウィルスチェックを行うサービスが一覧表示されます。「スキャンしないサービス」リストには、その他のサービスが表示されます。

以下に、アンチウィルスサーバの要素設定の操作手順について説明します。

アンチウィルスサーバの要素に対し、アンチウィルスサーバ名を対応させて定義する場合は、以下の手順で行います。

セットアップ画面で、アンチウィルスサーバとして定義する要素アイコンを選択（クリック）または「要素設定」メニューから "アンチウィルス"を選択します。アンチウィルス設定画面が表示されます。
「サーバ一覧」リストから、アンチウィルスサーバとするサーバ名を選択します。［設定値］パネルには、選択したサーバの設定値が表示されます。
"結合"ボタンをクリックすると、セットアップ画面で選択したアンチウィルスサーバの要素アイコンが対応して定義されます。
"了解"ボタンをクリックすると、変更内容が反映され、セットアップ画面に戻ります。

アンチウィルスサーバとして定義するホストを追加する場合には、以下の手順で行ないます。

アンチウィルス設定画面で、「サーバ一覧」リストの下の"追加"ボタンをクリックします。［設定値］パネルは、何も設定されていない状態になります。
「サーバ名」ボックスにアンチウィルスサーバとなるサーバのホスト名を、「IPアドレス」ボックスにアンチウィルスサーバとなるホストの IP アドレスを指定します。
「スキャンしないサービス」リストから、アンチウィルスサーバでチェックするサービスを選択し、""ボタンをクリックします。選択したサービスが、「スキャンするサービス」リストに追加されます。
"設定"ボタンをクリックします。指定した名前のサーバが「サーバ一覧」リストに追加されます。
"了解"ボタンをクリックすると、変更内容が反映され、セットアップ画面に戻ります。

アンチウィルスサーバおよびウィルスチェックするサービスを変更する場合は、以下の手順で行います。

アンチウィルスサーバを削除する

すでに定義されているアンチウィルスサーバを削除する場合は、以下の手順で行います。

アンチウィルス設定画面で、「サーバ一覧」リストから、削除するサーバ名を選択し、"削除"ボタンをクリックします。「サーバ一覧」リストから、選択したサーバ名が削除されます。
"設定"ボタンをクリックします。
"了解"ボタンをクリックすると、変更内容が反映され、セットアップ画面に戻ります。

注

アンチウィルスサーバを削除する場合は、事前にパケットフィルタリング条件から該当するアンチウィルスサーバの条件を削除する必要があります。
パケットフィルタリング条件設定画面またはフィルタリング条件パターン設定画面が表示されている場合は、アンチウィルスサーバを削除することはできません。画面を終了させてからアンチウィルスサーバを削除してください。

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