ファイアウォール機能 環境設定ガイド
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第2部 統合環境設定> 第4章 リソースを作成する

4.3 アドレス・リソース

アドレス・リソースは、送信元IPアドレスや送信先IPアドレスを設定します。

ここで設定したアドレス・リソースは、「SDFWルール」又は、フィルタリング・ルールの「フィルタ条件」や「アドレス変換ポリシー」から参照します。

アドレス・リソースは、「SDFWリソース」フォルダ配下の「アドレス・フォルダ」に作成します。

ネーム・スペースから、アドレス・リソースを作成する「SDFWフォルダ」の「アドレス・フォルダ」を選択し、「編集」メニューから「新規作成」を選択し、「アドレス」を選択します。

アドレス・リソースは、ファイアウォール機能を適用するIPアドレス数分、作成します。

また、アドレス・リソースをグルーピングし、一度の操作で複数のIPアドレスを表現することができます。ファイアウォール機能では、アドレス・リソースをグルーピングする場合、一つのアドレス・リソースに、複数の「IPv4固有アドレス」を設定します。フィルタ条件の「フィルタグループ(OR評価)」を使用することはできませんので注意してください。

名前

アドレス・リソースの名前を指定します。ここで入力した内容がネーム・スペースに反映されます。

ファイアウォール機能の場合、ここで設定した名前は、管理コンソール上の識別名としてだけ利用されます。

注釈

必要に応じて、アドレス・リソースの注釈を入力します。

■IPアドレス・タブ

入力方法

IPアドレスの表記方法を選択します。

項目

説明

IPv4:ホスト名

ホスト名を設定します。

IPv4:固有IPアドレス

IPv4アドレス(ホスト)を設定します。

IPv4:固有IPアドレスの範囲

IPv4アドレス範囲を設定します。
ただし、ファイアウォール機能では評価されません。

IPv4:ブロードキャストアドレス

IPv4ブロードキャストアドレスを設定します。

IPv4:サブネットアドレス

IPv4アドレス(サブネット)を設定します。

IPv6:固有IPアドレス

IPv6アドレス(ホスト)を設定します。

IPv6:アドレスブロック

IPv6アドレス範囲を設定します。

ファイアウォール機能では、「名前」でホスト名、サブネット名、又はホストのグルーピング名を指定し、それに対応するIPv4アドレスを、「IPv4:ホスト名」、「IPv4:固有IPアドレス」、「IPv4:ブロードキャストアドレス」、「IPv4:サブネットアドレス」、「IPv6:固有IPアドレス」、「IPv6:アドレスブロック」で指定します。

注意事項

アドレス

IPアドレスを「入力方法」で選択した形式で設定します。

■MACアドレス・タブ

ファイアウォール機能では使用しません。

本情報は設定する必要はありません。


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