ファイアウォール機能 環境設定ガイド

4.2.6 SDFW認証許可(Solaris版/Windows版)

SDFW認証許可動作リソースは、認証済ユーザとの通信動作に関する設定を行います。

「SDFWルール」又は、ネーム・スペースから、SDFW認証許可の動作リソースを作成したい「ポリシー」配下のフォルダを選択し、「編集」メニューから「新規作成」を選択し、「SDFW認証許可」を選択します。

ファイアウォール機能では、以下の2つのSDFW認証許可動作リソースが定義されています。

なお、いずれも仮想IPアドレス変換を行わないものとして設定されています。仮想IPアドレス変換を行う場合、これらの動作の設定内容から参照作成してください。

動作名	接続方向	仮想アドレス変換
SDFW認証許可-Dual	双方向の通信を許可します	行わない
SDFW認証許可-Forward	クライアントからサーバへの通信を許可します。	行わない

本リソースは、使用する仮想アドレス数分作成し、「SDFWルール」又は、フィルタリング・ルールの「動作」から参照します。この場合、フィルタ条件には、「人（送信元を利用する）」を設定する必要があります。

名前

作成するSDFW認証許可動作の名前を指定します。

ファイアウォール機能の場合、ここで設定した名前は、管理コンソール上の識別名としてだけ利用されます。

注釈

必要に応じて、SDFW認証許可動作の注釈を入力します。

接続の方向

接続の方向を以下の2つから選択します。デフォルトは「クライアントからサーバへの通信を許可します」です。

• クライアントからサーバへの通信を許可します

• 双方向の通信を許可します

仮想IPアドレス変換

仮想IPアドレス変換の有無を指定します。デフォルトは「行わない」です。

仮想IPアドレス

仮想IPアドレス変換を行う場合、接続先サーバの仮想IPアドレスを指定します。