ファイアウォール機能 環境設定ガイド
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第2部 統合環境設定> 第3章 ポリシー・オブジェクトを作成する> 3.5 SDFW運用管理サービス> 3.5.1 ログ

3.5.1.1 パケットフィルタ

保存日数

ログファイルを保存する日数を1〜99日の範囲で設定します。デフォルトは「7」日です。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代以降の場合は無視されます。

オーバフロー時処理

ログファイルへの書き込み時に、ディスク容量不足が発生した場合の処理を設定します。デフォルトは「切り捨て」です。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)の世代に関係なく有効です。

格納ディレクトリ

ロギングファイルを格納するディレクトリ名を192文字以内で設定します。デフォルトは「default」で本製品の既定ディレクトリに格納されます。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)の世代に関係なく有効です。

以下の世代より、ログ格納ディレクトリ名の最大サイズが変更されています。具体的には、下記版数より前の製品では246文字以内でしたが、下記版数以降では192文字以内となっています。

このため、上記版数から移入したポリシーに対する検査を実行すると、「格納ディレクトリの長さが誤っています。1〜192文字で入力してください」のエラーメッセージが出力されますので、192文字以内で再設定を行ってください。

対象パケット

ロギング対象種別を設定します。デフォルトは「すべて」です。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代以降の場合は無視されます。

以下の種別を設定できます。

対象プロトコル

ロギング対象のIPプロトコルを設定します。デフォルトは「すべて」です。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代以降の場合は無視されます。

以下の対象プロトコルを設定できます。

コネクションタイムアウト時間(TCP)

コネクションタイムアウトと判断する無通信監視時間を1〜86400秒の範囲で設定します。デフォルト値は「180」秒です。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代以降の場合は無視されます。

コネクションタイムアウト時間(UDP)

コネクションタイムアウトと判断する無通信監視時間を1〜86400秒の範囲で設定します。デフォルト値は「180」秒です。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代以降の場合は無視されます。

ログファイルサイズ

一つのログファイルの容量を指定します。

ログファイルは、ここで指定した容量に超過する時点で、新たなログファイルが生成されます。

生成可能なログファイルの個数は、下記利用可能なディスク容量の範囲内に制限されます。

指定可能なサイズは、64Mバイトから1024Mバイトの範囲内です。

デフォルト値は「64」Mバイトです。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代より前の世代の場合は無視されます。

利用可能なディスク容量

ログファイルを格納する最大ディスク容量を設定します。ここで指定した容量を越えた場合の動作は、オーバフロー時処置で設定します。

管理者は、あらかじめ、ここで指定するだけの空きディスク容量が存在することを確認してください。

指定可能な容量は、128Mバイトから102400Mバイトの範囲内です。

デフォルト値は「1024」Mバイトです。

本項目は、ファイアウォール(サーバ本体)が以下の場合にのみ有効です。以下の世代より前の世代の場合は無視されます。


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