ファイアウォール機能 環境設定ガイド
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第2部 統合環境設定> 第2章 環境設定手順

2.1 概要

統合環境設定を構成するそれぞれのシステム上に必要な機能コンポーネントをインストール後、以下の手順で環境設定を行ないます。

管理コンソールの基本的な操作方法については「ポリシー・フレームワーク コンソールガイド」を参照してください。
FWモニタ・コンソールの詳細については、「ファイアウォール機能 管理者ガイド」の「2.7.4 FWモニタ・コンソール」を参照してください。

■管理コンソール

管理コンソールを使用して、以下の手順で環境設定を行います。

  1. 管理コンソールの起動

    ファイアウォール機能の設定は、管理コンソールを使用して行います。

  2. リソースの作成

    管理コンソール上で、ファイアウォール機能の環境設定に必要なリソースを作成します。

  3. ポリシー・オブジェクトの作成

    管理コンソール上で、ファイアウォール機能の環境設定に必要なポリシー・オブジェクトを作成します。

  4. ポリシーの検査

    作成したポリシーに矛盾がないことを確認します。

  5. ポリシーの配信

    検査が完了したポリシーを、サーバ本体に配信します。
    サーバ本体では、配信されたポリシーが適用され、ファイアウォール機能は自動的に再起動されます。
    また、検査、配信状況を、モニタ・コンソールで確認します。

  6. ポリシーの退避

    万一の場合に備え、作成したポリシーを退避します。

■ファイアウォール(サーバ本体)

ファイアウォール(サーバ本体)のインストール後、統合環境設定を利用するための環境設定は必要ありません。
ファイアウォール(サーバ本体)と管理コンソール間の通信環境は、ファイアウォール(サーバ本体)のインストールのなかで設定します。


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