ファイアウォール機能 インストールガイド
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第11章 コンフィグレーションユーティリティ(Linux版)> 11.1 ファイアウォール(サーバ)> 11.1.2 基本操作

11.1.2.4 二重化運用の設定変更

二重化運用時の以下の設定の変更が可能です。


1. Change hot-standby server type
2. Change cluster number
3. Change virtual IP address of eth0
4. Change virtual IP address of eth1

q. Return

Please input :

変更する項目に対応した数字を入力します。

1:プライマリサーバ、セカンダリサーバを選択します。
2:クラスタ番号を変更します。
3〜:代表IPアドレスを選択します。
q: 終了します。

変更方法の詳細は以降の説明を参照してください。



■プライマリサーバ、セカンダリサーバの変更

Select hot-standby type.

*1. primary
2. secondary

Please input :

二重化運用時におけるプライマリサーバ、セカンダリサーバを変更します。先頭に“*”が付いているモードが現在のモードです。“*”がついていないモードにのみ変更が可能です。

何も入力せずにEnterを押すと、二重化運用の設定変更メニューに戻ります。

■クラスタ番号変更

Please input cluster number.
input from 1 to 15.

cluster number = 1

Please input :

現在設定されているクラスタ番号が表示されます。

クラスタ番号を変更する場合、1から15の間で任意の値を入力します。

プライマリサーバとセカンダリサーバの組み合わせを識別する値となるため、他の二重化構成のファイアウォール(サーバ)と値が重ならない、かつ、プライマリサーバとセカンダリサーバで同一の値である必要があります。

何も入力せずにEnterを押すと、二重化運用の設定変更メニューに戻ります。

■代表IPアドレス変更

3.以降を選択すると、二重化運用時におけるインタフェース毎の各代表IPアドレスを変更できます。

Please input virtual IP address

eth0
IP address : 172.16.1.11
virtual IP address : 172.16.1.100
SubnetMask : 255.255.255.0

Please input :

二重化運用時における2台のファイアウォール(サーバ)に割り当てる共通の代表IPアドレスを指定します。アダプタ毎に、プライマリサーバとバックアップサーバで共通のIPアドレスを指定します。

アダプタの実IPアドレスと同一サブネットのIPアドレスで指定します。

すでに設定されている代表IPアドレス、実IPアドレス以外で入力してください。

何も入力せずにEnterを押すと、二重化運用の設定変更メニューに戻ります。


二重化構成をとる両サーバにおいて、同一のインタフェース番号(eth0の場合は0、eth1の場合は1)を持つインタフェースは、同一のサブネットに属したネットワーク構成とする必要があります。例えば、プライマリノードのeth0とセカンダリノードのeth1が同一サブネットに属するような構成では、ホットスタンバイ機能が正常に動作しません。


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