TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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付録P 管理者用ツール | > P.1 tomadminツール |
tomadminツールを使用する場合、以下の留意事項があります。
実行した時刻により削除対象となるメールの日時がずれる場合があります。
メールサーバはグリニッジ標準時間で動作しており、メールデータベースもグリニッジ標準時間で格納されています。そのため、古いメールの削除で削除対象となるメールの時間的基準は、日本では実行した実際の現在時刻から−9時間した時刻により決定されます。
たとえば、10月10日午前10時に、1ヶ月以上経過したメールを削除する場合、削除対象となるメールは、9月10日午前9時以前のメールです。10月10日午前8時に1ヶ月以上経過したメールを削除する場合、削除対象となるメールは、9月9日9時以前のメールです。
月指定の削除時の動作は、Adminクライアントでの古いメールの削除と同じになります。
1週間以上経過したメールの削除が指定された場合、1週間前の現在時刻より前のメールが削除対象メールになります。
たとえば、10月10日10時00分から1週間以上経過したメールの削除が指定された場合は、10月3日9時59分以前のメールが削除対象となります。
1日以上経過したメールの削除が指定された場合、1日前の現在時刻より前のメールが削除対象メールになります。
たとえば、10月10日10時00分から1日以上経過したメールの削除が指定された場合は、10月9日9時59分以前のメールが削除対象となります。
tomadminツールを実行する場合は、サーバが動作していなければなりません。
tomadminツールは、パラメータファイルに指定されたTeamWARE Office サーバに保存されているメールの削除のみ行います。複数サーバ環境の場合は、それぞれのサーバに対してツールを実行させてください。
tomadminツールの処理時間は、データベースサイズや削除対象メール数に依存します。処理時間の目安は、以下の条件で100メール/1分です。
データベースとインデックスのサイズは、以下に示すファイルサイズを目安にしてください。
97stn.d01ファイルと97stn.d02ファイルのうち、大きいほうのサイズがデータベースサイズとなります。
これらのファイルは、to.iniファイルで、[TOSERVER]セクションの“database_path mail, ディレクトリ名”で指定されたディレクトリ内にあります。
97ixdファイル、97ixsファイル、97stiファイルの合計サイズがインデックスサイズとなります。
これらのファイルは、to.iniファイルで、[TOSERVER]セクションの“index_path mail, ディレクトリ名”で指定されたディレクトリ内にあります。
[TOSERVER]セクションについては、“付録G.4 [TOSERVER]セクション”を参照してください。
本ツールを使用すると、システムのパフォーマンスが低下します。そのため、システムがフル稼働していない時間帯に使用してください。
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