TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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付録N セカンダリサーバ機能 |
ここでは、セカンダリサーバ機能を利用する上での制限事項を説明します。
基本パッケージで構築した環境、およびセカンダリサーバの環境をそれぞれ別のレベルのプログラムで運用することはできません。モジュール入れ替えや定期修正を適用するときはすべてのTeamWARE Officeサーバを停止し、すべての環境にモジュールを適用しなければなりません。
セカンダリサーバ環境に対する自動起動/自動停止スクリプトは提供されません。セカンダリサーバ環境で自動起動/自動停止を行う場合は、基本パッケージでインストールされる/etc/rc0.d/K01teamwareと/etc/rc2.d/S97teamwareを参考にして、スクリプトを作成/設定する必要があります。
セカンダリサーバ環境の操作は、基本パッケージの操作と同じです。[pkgadd]コマンドでインストールを行い、[pkgrm]コマンドでアンインストールを行います。[pkgrm]コマンドではプログラムのみが削除され、データベースやログファイルなどは削除されません。
インストール/アンインストールについてはそれぞれのパッケージ環境で独立して行うことができます。ただし、基本パッケージをインストールせずに追加パッケージをインストールしたり、追加パッケージをアンインストールせずに基本パッケージをアンインストールしたりすることはできません。
セカンダリサーバをアプリケーションサーバとして構築することはできません。また、クライアントとサーバ間の通信に使用するTCP/IPの通信ポート番号を25000以外で構築したディレクトリサーバには、アプリケーションサーバを接続できません。
セカンダリサーバ環境でtomadminコマンドを実行する場合、パラメータファイル内の“tp_address”にポート番号を記述しなくても実行できます。
ただし、パラメータファイル内の指定には、以下の留意事項があります。
処理対象のサーバの名前、またはトランスポートアドレスに続けてポート番号を記述してください。
[例]
ディレクトリサーバアドレス(tp_address): 10.124.63.119:26000
メールサーバアドレス(server): 10.124.63.119:26000
ポート番号を省略した場合のパラメータファイルは、以下のように記述します。
[パラメータファイルの記述例]
function=DELETE_OLD_MAIL
server=10.124.63.119:26000
older_than=3M
del_new_message=YES
user=ADMIN
password=PASSWORD
tp_number=1
tp_address=10.124.63.119
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