TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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付録L [tximport]コマンド | > L.1 [tximport]コマンドの概要 |
[tximport]コマンドは、内部で次の3つの処理を実行します。
これらを実行するために必要な情報は、コントロールファイルに記述します。一部の情報は、[tximport]コマンドのパラメータとして渡すこともできます。
対象となるLDAPサーバへ接続します。
接続には、LDAPサーバのBIND識別名、BINDパスワードを指定するか、またはLDAPサーバで匿名アクセスが許可されている必要があります。
LDAPのプロトコルは、V2、V3をサポートしています。プロトコルの選択は、接続先のLDAPサーバに合わせて[tximport]コマンドが自動的に行います。
BIND識別名、BINDパスワードの指定値については、LDAPサーバの管理者に問い合わせてください。 |
[tximport]コマンドは、TeamWARE Officeディレクトリへ登録/更新するユーザ/グループをLDAPディレクトリから検索します。
検索には、以下の3つの条件指定を組み合わせることができます。その結果、抽出されたユーザ/グループがTeamWARE Officeディレクトリへ登録/更新する対象となります。
LDAPディレクトリへの検索開始位置を指定します。
以下の検索範囲のどれかを指定します。
検索フィルタを指定します。
たとえば、オブジェクトクラスがpersonであるものだけを抽出できます。
検索フィルタの使用方法は、“付録L.2 [tximport]コマンドの使用方法”を参照してください。
[tximport]コマンドは、LDAPサーバから抽出したユーザ/グループをTeamWARE Officeディレクトリへ登録/更新します。TeamWARE Officeディレクトリへの登録/更新には、TeamWARE OfficeのDirectory ユーティリティが使用されます。
TeamWARE Officeのユーザアカウント属性/グループ属性は、LDAPサーバ側の属性を割り当てることで自由に設定できます。
Directoryユーティリティの詳細については、“付録B Directoryユーティリティ”を参照してください。
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