TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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付録G [to.ini]ファイル

G.10 [MAIL]セクション

[MAIL]セクショでは、メールデータベースリストア処理機能を設定します。メールデータベースリストア処理とは、TeamWARE Officeサーバ運用中のハードエラー、電源断などのトラブル発生後のサーバの自動リカバリ時に、メールデータベースのリストア処理する機能です。ただし、インストール直後はこの機能は設定されていません。

設定例を以下に示します。

<設定例>

[MAIL]

mail_database_restore = 1

mail_database_restoreには、0/1/2のレベルが設定できます。to.iniファイルにこの設定がない場合には、0が設定されたとみなされます。

レベルの説明を以下の表に示します。

レベル

説 明

レベル0

「メールデータベースリストア処理」は動作しません。

レベル1

送信メール受信メールのリンク関係のチェックを行い、異常のあるメールの修復対処を行います。

レベル2

送信メール受信メールのリンク関係のチェックのみ行います。

メールデータベースリストア処理は、コマンドで起動することもできます。

詳細については、“付録P.2 tomrstrツール”を参照してください。


メールデータベースリストア処理の時間は、データベースサイズに依存します。サイズの大きいデータベースでは、かなりの実行時間を必要とします。以下を目安としてください。

(実行時間を計測したハードウェア条件)

−CPU:Celeron 667 MHz

−メモリ:128 MB

(計測例)データベース:120 MB

インデックス:37 MB

⇒実行時間:約125 秒

データベース:600 MB

インデックス:115 MB

⇒実行時間:約450秒


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