TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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付録A 資源移動ユーティリティ> A.6 ライブラリ資源の移動

A.6.1 ライブラリ資源移動の操作方法

ライブラリ資源の移は、システム管理者だけが行うことができます。

ライブラリリストの作成、移出処理、移入処理は、それぞれ移動元(移出)、移動先(移入)のTeamWARE Officeのインストールディレクトリで行ってください。ライブラリ資源の移動は、以下の操作で行います。コマンドの詳細については、“付録A.6.2 ユーザ・インターフェース”を参照してください。各操作は、TeamWARE Officeの動作中に行います。

操作方法

  1. 移動元サーバで以下のコマンドを入力して、ライブラリリストを作成します。

    toliblst library-list

  2. 移動元サーバで以下のコマンドを入力して、ライブラリリストを基にライブラリ資源を中間ファイルへ移出します。

    tolibexp export-file library-list -ln library-no [-d] [C]

  3. エクスプローラやマイコンピュータなどを使用して、中間ファイルを移動先サーバに転送します。

  4. 以下のコマンドを入力して、ライブラリ中間ファイルリストを作成します。なお、この機能は、中間ファイル内を確認するときのみ必要です。

    toliblst library-list export-file

  5. 移動先サーバで以下のコマンドを入力して、移入先ライブラリリストを作成します。なお、この機能は、移入時に移入先ライブラリを指定するときのみ必要です。

    toliblst library-list

  6. 移動先サーバで以下のコマンドを入力して、中間ファイルを移入します。

    tolibimp export-file [-t library-list -ln library-no] [-cn Old-New,...] [-o Organization]

  • ライブラリ資源の移動中に起こるデータベースの変化を避けるため、処理が完全に終了するまで、サイト内のすべての運用管理機能の実行を禁止するようにしてください。また、TeamWARE Officeサーバにアクセスしないよう、ユーザに連絡しておいてください。
  • このユーティリティを使用する場合、以下の資格でシステムにログインしてください。
    • UNIX系システムを使用している場合、インストールで設定したTeamWARE Officeシステム管理者ユーザ(インストール時のデフォルトはtwu)を使用してください。
    • Windows NT(R)を使用している場合、Administrators資格を持ったユーザを使用してください。

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