TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド

16.4.6 イベント通知サービスのセキュリティ

ここでは、イベント通知サービスのセキュリティ面について説明しています。

• フィルタリングによるガード

  イベント通知サービスは、イベントを検出したのち、アプリ定義体に記述されているフィルタ条件によって、ユーザアプリケーションを起動するか否かを判定しています。

  フィルタ条件の設計、および定義を行う際には、不正なメールや誤りメールでユーザアプリケーションが不当に起動されないように、十分な検討と検証を行ってください。

  予期しないメールからユーザアプリケーションの不要な起動を防ぐために、フィルタ条件として、特にネットワーク種別や発信者情報によるガードを設定することをお勧めします。

• ユーザアプリケーションによるガード

  起動されたユーザアプリケーションは、イベントを生成したオリジナルのメール資源にアクセスできます。

  したがって、発信者や表題だけでなく、メール文書本体を取得し、内容をチェックすることにより、セキュリティを強化することをお勧めします。

• ユーザアプリケーションの実行権限

  イベント通知サービスにより起動されたユーザアプリケーションは、同一サーバ上のTeamWARE Officeサーバと同等の権限（Administrator権限）で動作します。

  実行ユーザ権限を変更することはできません。