TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第16章 イベント通知サービスの管理 | > 16.2 アプリ定義体 |
フィルタ項目の設定によって、以下のような運用を行うことが可能です。
イベントの監視対象に同一メールボックスを指定し、イベントの種類などにより異なるユーザアプリケーションを起動したい場合があります。このような場合は、アプリ定義体を複数定義することで、起動するユーザアプリケーションを振り分けることができます。
この場合の例を以下に示します。
1つのサーバ上で、別の業務を複数構築したい場合があります。
このような場合には、それぞれのユーザアプリケーションを異なるメールボックスに割り当てて運用します。複数のメールボックスをイベント通知の監視対象とする場合、アプリ定義体ファイルに以下のような定義を行います。
以下の例では、異なる性質の2つのユーザアプリケーション(営業成績登録業務と顧客データ問い合わせ業務)を同一サーバ上で運用する場合を想定しています。営業成績登録業務用に1つのメールボックスA(名前:“営業登録”)を作成し、顧客データ問い合わせ業務用に別のメールボックスB(名前:“顧客データ”)を作成します。メールボックスA“営業登録”でイベントを検出した場合、フィルタリングを行い、営業成績登録アプリケーションを起動します。また、メールボックスB“顧客データ”でイベントを検出した場合、フィルタリングを行い、顧客データと問い合わせアプリケーションを起動します。
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