TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第8章 MIMEゲートウェイの管理> 8.7 MIMEメッセージ保存オプション

8.7.3 MIMEメッセージ保存オプションの設定

MIMEメッセージ保存オプションを使用するには、MIMEゲートウェイのオプション設定、およびメッセージルータのオプション設定が必要です。

◆MIMEゲートウェイのオプション設

オプションの設定方法を、以下に示します。

操作方法

  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。
  2. MIMEゲートウェイがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にあるto.iniファイルをテキストエディタで開きます。
  3. to.iniファイルの最後に、以下の行を追加します。

    ※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下に“add_mime_message = 1”を追加してください。

  4. to.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
  5. TeamWARE Officeサーバを起動します。

◆メッセージルータのオプション設

メッセージルータによるサイト間接続を行っており、サイト間メールを交換する両方のサイトでMIMEメッセージ保存オプションを有効にする場合、メッセージルータのオプション設定が必要です。

オプションの設定方法を、以下に示します。

操作方法

  1. TeamWARE Officeサーバを停止します。
  2. メッセージルータがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にあるtomb.iniファイルをテキストエディタで開きます。
  3. tomb.iniファイルの[LINK]セクションに、“mime_node = 1”を追加します。

  4. tomb.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
  5. TeamWARE Officeサーバを起動します。

このオプションに1を設定した状態で、TeamWARE Mailクライアントの[Mailオプション設定]の[MIMEメッセージをサーバから取り出す]チェックボックスをチェックありに設定し「転送」操作をした場合、MIMEメッセージは、新規メールの添付ファイルとして送られます。

エンタープライズシステムでMIMEメッセージ保存オプションを使用する場合、すべてのサイトを同時に設定することをお勧めします。同時に設定できない場合には、マスターサイトからMIMEメッセージ保存オプションを設定していく必要があります。MIMEメッセージ保存オプションを使用しているサイトとMIMEメッセージオプションを使用していないサイトが混在する場合、MIMEメッセージ保存オプションを使用しているサイトに対してだけ、メッセージルータの設定を行います。

たとえば、マスターサイトA、メンバーサイトB、メンバーサイトCの3つのサイト構成になっており、マスターサイトAとメンバーサイトBがMIMEメッセージ保存オプションを使用している場合は、以下のように“tomb.ini”の設定を行います。


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