TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第6章 サービスの管理> 6.8 Notifier

6.8.1 ツールバーによるアラーム通知機能

ここでは、ツールバーによるアラーム通知の設定について説明します。

ツールバーによるアラーム通知の設定を行うと、アラーム通知データのキューである中間ファイルを作成し、Webサービスと連携してツールバーへアラーム通知を行います。

ツールバーの詳細については、“14.15 ツールバーの導入”を参照してください。

ツールバーへの通知はWebサービスと連携して行うため、Webサービスおよびツールバーがインストールされている必要があります。

◆利用手順

この機能は、alarmer.iniの[NOTIFY]セクションの設定を行うことで利用することができます。

alarmer.iniはTeamWARE Office サーバインストール先にあります。存在していない場合、_alarmer.iniファイルをコピーして、alarmer.iniファイルを作成してください。

alarmer.iniの設定

Windows NT(R)の場合の設定例


1
2

[NOTIFY]
ToolbarNewMail=y
ToolbarNotifyPath=c:\teamware\server\toolbar

UNIX系システムの場合の設定例


1
2

[NOTIFY]
ToolbarNewMail=y
ToolbarNotifyPath=/to/toolbar

  1. ToolbarNewMailには、ツールバー向けに通知を行うかをyまたはnで指定します。yの場合はツールバー向けに通知を行い、nの場合はツールバー向けの通知を行いません。省略すると、ツールバー向けの通知は行われません。
  2. ToolbarNotifyPathには、ツールバー向け通知の中間ファイル格納ディレクトリを128文字以内で指定します。省略すると、TeamWARE Officeのインストールディレクトリ配下にtoolbarというディレクトリを作成し、その配下に作成します。
    ToolbarNotifyPath = c:\teamware\server\toolbar

セキュリティを考慮し、ToolbarNotifyPathに指定したディレクトリにはTeamWARE Office管理者のみがアクセスできる権限を設定することを推奨します。

alarmer.iniの改行コードは“\n”だけになっています。Windows(R)上で編集する場合は、“\n”だけの改行コードに適応したテキストエディタをご利用になるか、改行コードを“\r\n”に変換してから、編集してください。


alarmer.iniファイルは[DEFAULT_SMTP]セクションと[NOTIFY]セクション以外は編集しないように注意してください。

ToolbarNotifyPathに指定したディレクトリは、TeamWAREサーバが動作中の場合は絶対に削除しないように注意してください。

◆中間ファイルの表

Notifierがツールバーに通知する、アラームメッセージのキューが保存された中間ファイルの内容を、[to alarmfiledump]コマンドにより表示できます。詳細については、“18.9 システムコマンド”を参照してください。

◆中間ファイルの削

Notifierがツールバーに通知する、アラームメッセージのキューが保存された中間ファイルを、[to alarmfileclean]コマンドにより削除できます。詳細については、“18.9 システムコマンド”を参照してください。


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