TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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5.3.5 オプション設定のカスタマイズ
オプション設定(リストの行やツールボタンの変更など)のカスタマイズを行うことにより、TeamWARE Officeアプリケーションのオプション情報を、TeamWARE Officeの初期状態から変更できます。ユーザアカウントの作成前に行うことにより、TeamWARE Officeユーザ全員のオプション設定の初期値を共通化できます。
ここでは、カスタマイズされたオプション設定をユーザテンプレートに定義し、このテンプレートを使用してユーザを登録する方法について説明します。このテンプレートを使用して登録されたユーザは、TeamWARE Officeの初期状態からカスタマイズされたオプションに変更されます。
操作方法
- TeamWARE OfficeサーバおよびDirectoryアプリケーションがインストール済であり、適切なユーザテンプレートの作成を終了していることを確認します。
- Directoryを使用して、[ユーザアカウントの作成]ウィンドウで見本用ユーザアカウントを作成します。たとえば、SAMPLEというログイン名にしておきます。
- このログイン名(SAMPLE)を使用して、TeamWARE Officeにログインします。
2で使用権が与えられたサービスやDirectoryサービスで、[オプション]メニューのオプションの設定、ツールバーまたは[表示]メニューの[カラムの設定]などを必要に応じて定義します。
各ユーザで固有の資源(個人用アドレス帳のエントリ、端末のドライブ名、など)は、オプション定義しないでください。
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- [オプション]メニューの[終了時に設定を保存]コマンドにチェックマークがついていることを確認します。
- TeamWARE Officeを終了し、ログアウトします。
変更した設定は、TeamWARE Directoryのデータベースおよびワークステーションの初期化ファイルにこの時点で保存されます。TeamWARE Officeソフトウェアがインストールされているディレクトリ(たとえば、C:\TEAMWARE)で、この初期化ファイルが保管されています。
- C:\TEAMWAREディレクトリで、該当する初期化ファイルを探します。
複数のユーザがこのワークステーションからTeamWARE Officeにログインしたことがある場合には、ディレクトリ内には複数の初期化ファイルが存在することになります。設定を変更したファイルを見つけるには、まずWindowsフォルダにあるTWUI32.INIという初期化ファイルを表示します。
- [USERS]セクションに移動し、エントリ番号に注意して、ログイン名SAMPLEをもつエントリを探します。
たとえば、[USERS]セクションに次のような行がある場合、該当エントリは3番目のもの(user3)です。
[USERS]
last=3
user1=ADMIN
user2=FUJI_TAROU
user3=SAMPLE
C:\TEAMWAREディレクトリでは、ユーザごとに初期化ファイルがあります。初期化ファイルの名前には、TWUI32.INIファイルにあったユーザエントリ番号(この例では1、2、3)が含まれています。初期化ファイルには、各ユーザの設定が保管されています。この例の場合、TWSR0003.iniが該当するファイルです。
- このTWSR0003.iniファイルに、わかりやすい名前を付けてC:\TEAMWAREディレクトリにコピーします(たとえば、SAMPLE.INIなど)。
- Directoryアプリケーションを使用してTeamWARE Officeにログインします。
- [ユーザテンプレートの作成]ウィンドウを開き、新規ユーザテンプレートを作成します。
このユーザテンプレートを、新規ユーザアカウント作成用のひな形として使用することになります。[全般]ページに名称および説明を入力し、残りのページに追加情報を記述します。
- [ユーザデータ]ページの[オプション設定ファイル]で、作成した初期化ファイルの名前を指定します。
(たとえば、C:\TEAMWARE\SAMPLE.INIなど)
- [テンプレートの作成]ボタンをクリックして、このユーザテンプレートを保存(PREF…という別名で保存)します。
- 作成したテンプレートを使用してユーザを登録します。
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