Interstage Service Integrator 解説書
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第1章 ISIのご紹介> 1.5 ISIの運用パターン

1.5.3 既存システムのWebサービス化

標準ベースのプロトコル変換に対応していない既存システムを、Webサービスとして公開するパターンです。
既存システムを、ほかの部署に公開したい場合に、このパターンを選択します。
既存システムがJavaで作成されている場合は、同じサーバ内にISIを導入します。ISIのSOAPメッセージングを利用してサービスの入口になるため、既存システムをWebサービス化できます。ISIとWebサービスの間は、ダイレクトにメソッドを呼び出します。
既存システムが、レガシーシステムやERPシステム、またはDBシステムの場合は、まずEAIを導入します。Interstage CollaborationRingなどのEAI製品は、既存システムとのアダプタを豊富に保有し、容易に連携できます。さらにISIサーバを配置し、EAIとの間をFTPで連携します。これにより、ISIがWebサービスの入口になり、既存システムをWebサービスとして公開できます。

[図:Web化の運用形態]

本パターンの設計作業と動作の流れについては、以下を参照してください。


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