Interstage Service Integrator 解説書
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1.5.2 既存システムへの部分的なWebサービスの追加
すでに稼働しているシステムに、機能を追加するパターンです。
既存システムを改修することが困難で、新たにアプリケーションやWebサービスを追加することにより、新業務を実現したい場合に、このパターンを選択します。
従来の画面に表示している項目に、新たな項目を追加したい場合、通常は、既存システムを改修し、新たな項目を追加・編集するなどの対処が必要です。しかし、ISIを利用すると、既存システムの改修は不要です。別のWebサービスを作成し、その中に新たな値を編集する処理を作り込みます。
ISIは、両者の結果を受け取り、1つにまとめます。新たな項目を表示できるように、結果を受けるクライアントアプリケーションを改修します。
このように既存システムに影響を与えずに、業務の追加を容易に行うことができます。
[図:Webサービスの追加の運用形態]

本パターンの設計作業と動作の流れについては、以下を参照してください。
- 設計作業
“ISI 導入ガイド”の運用パターンごとの作業の流れの“既存システムへの部分的なWebサービスの追加”を参照してください。
- 動作の流れ
“ISI 運用ガイド”の運用パターンでの動作の流れの“既存システムへの部分的なWebサービスの追加”を参照してください。
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