PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド

B.2.6 sfcmntgl(8) 全ノードでのGFS共用ファイルシステムのマウント

◆形式

sfcmntgl special | mount_point

sfcmntgl special mount_point

 

◆機能説明

sfcmntgl は、オペランドで指定されたファイルシステムを構成している全ノード上でマウント処理を行います。sfcfsd デーモンおよび必要ならば MDS を起動します。

sfcmntgl は、sfcsetup(8) で設定された GFS 構成ノードとして登録されたどのノードからでも実行できます。事前に /etc/fstabに設定を行う必要があります。

スーパーユーザーだけがマウント処理を行うことができます。

マウント処理に失敗した場合、エラー情報が各ノードのコンソールに出力されます。出力されたエラー情報に応じた対処を行ってください。

 

◆オペランド

以下のオペランドが指定できます。

special

マウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊デバイス名を指定します。

mount_point

マウントを行うディレクトリ名を指定します。

 

◆使用例


# sfcmntgl /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1 /mount_point

# sfcmntgl /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1

# sfcmntgl /mount_point


 

◆関連ファイル

/etc/mtab

マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/fstab

ファイルシステムの環境ファイル

 

◆関連項目

sfcmount(8), sfcsetup(8), sfcumntgl(8), sfcumount(8).

オンラインマニュアルの mount(8) , fstab(5).

 

◆注意事項


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