PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド

B.2.11 sfcumntgl(8) 全ノードでのGFS共用ファイルシステムのアンマウント

◆形式

sfcumntgl special | mount_point

sfcumntgl special mount_point

 

◆機能説明

sfcumntgl は、オペランドで指定したファイルシステムを構成している全ノード上で、アンマウント処理を行います。sfcfsd および MDS を停止します。

sfcumntgl は、sfcsetup(8) で設定されたGFS構成ノードとして登録されたどのノードからでも実行できます。

スーパーユーザーだけがアンマウント処理を行うことができます。

アンマウント処理に失敗した場合、エラー情報が各ノードのコンソールに出力されます。出力されたエラー情報に応じた対処を行ってください。

 

◆オペランド

以下のオペランドが指定できます。

special

アンマウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊デバイス名を指定します。

mount_point

アンマウントを行うディレクトリ名を指定します。

 

◆使用例


# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2 /mount_point

# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume2

# sfcumntgl /mount_point


 

◆関連ファイル

/etc/mtab

マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/fstab

ファイルシステムの環境ファイル

 

◆関連項目

sfcmntgl(8), sfcsetup(8), sfcumount(8).

オンラインマニュアルの umount(8), fstab(5).

 

◆注意事項


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