PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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D.2.3.2 運用コマンドの実行やクラスタアプリケーション起動に時間がかかる
- 現象
- 伝送路二重化機能の運用コマンドの実行に時間がかかる。
クラスタ運用時にクラスタアプリケーションの起動やノード切替に時間がかかる。
- 原因および対策
- 仮想インタフェース情報や監視先情報等で指定したホスト名、IPアドレスが /etc/inet/hostsファイルに記述されていない場合や、/etc/nsswitch.confにおいて、アドレス解決順でfilesが先頭に指定されていない場合、内部的に実行している名前−アドレス変換処理に時間がかかり、コマンドの実行やクラスタ状態遷移に時間がかかる場合があります。伝送路二重化機能で使用するIPアドレス、ホスト名がすべて /etc/inet/hosts に記述されていること、および、名前−アドレス変換時に /etc/inet/hosts が最初に参照されることを確認してください。
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