PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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付録D その他
> D.2 トラブルシューティング
> D.2.2 伝送路二重化機能の仮想インタフェースや各機能が使用できない
D.2.2.4 伝送路二重化機能が起動されずコマンドが異常終了してしまう
現象
hanetconfig create/deleteコマンド、hanetpoll create/deleteコマンド、dsphanetコマンドおよびdsppollコマンドを実行すると、以下のメッセージを表示して異常終了してしまう。
また、システム起動時に仮想インタフェースの活性化が行われない。
「hanet: 56100: internal error: daemon process does not exist.」
原因および対策
誤操作等によって伝送路二重化機能の初期化スクリプトのシンボリックリンクが切れたために、システム起動時に伝送路二重化機能の初期化スクリプトが走行せず、制御デーモンの起動、および仮想インタフェースの活性化が行われなくなっています。また、この場合コマンドについても制御デーモンが動作していないため異常終了します。
以下の復旧手順にて/etc/rc2.dおよび/etc/rc3.d配下に初期化スクリプトに対するシンボリックリンクを作成し、システムをリブートしてください。
【復旧手順】
# ln -s /etc/init.d/hanet /etc/rc2.d/S32hanet
# ln -s /etc/init.d/hanet99 /etc/rc3.d/S99hanet
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