PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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付録D その他> D.2 トラブルシューティング> D.2.1 ネットワークが期待通りの動作をしない(IPv4/IPv6で共通)

D.2.1.2 routeコマンドで設定した経路情報が削除される

現象
route add コマンドにより設定した静的経路情報が削除されてしまう。
原因および対策
伝送路二重化機能では、インタフェースの活性や非活性を行う場合や伝送路異常の検出時等に、必要に応じて経路情報をフラッシュしin.routedを再起動しますが、その際に、routeコマンドにより設定された静的な経路情報は削除されます。
in.routedを使用する場合、静的経路情報は /etc/gatewaysにおいて定義する必要があります。例えば、特定のネットワークに対する経路情報(ネットワーク192.13.80.0、ゲートウェイアドレス192.13.70.254、メトリック値3とする)を設定する場合、/etc/gatewaysは以下のように記述します。

net 192.13.80.0 gateway 192.13.70.254 metric 3 passive



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