PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 - |
目次
索引
![]() ![]() |
付録A メッセージ一覧 | > A.1 伝送路二重化機能が表示するメッセージ |
伝送路二重化機能のDR連携スクリプトでは、何らかの理由により該当する仮想インタフェースと実インタフェース間を切断することで通信が継続できない場合、あるいは、DR連携スクリプト動作時の異常検出によって切断あるいは接続に失敗した場合など、メッセージを出力します。以下に伝送路二重化機能のDR連携スクリプトで表示されるメッセージを記載します。
コード |
メッセージ |
意味 |
対処 |
0001 |
When the DR processing is executed for this NIC, the communication is disconnected. The DR processing is stopped. |
仮想インタフェース XXが束ねているインタフェース YYに対してDR処理を実行すると、通信が切断されます。DR処理を中止します。 |
仮想インタフェース XXを非活性化し、仮想インタフェース XXについての定義を削除してから、再度、DR処理を実行してください。 |
0002 |
The interface is Cluster interface. The DR processing is stopped. |
インタフェース YYを束ねている仮想インタフェース XXは、クラスタリソースとして登録済です。DR処理を中止します。 |
クラスタ環境定義を削除してから、再度、DR処理を実行してください。 |
0003 |
hanetnic command abnormal end. |
仮想インタフェース XXに束ねられているインタフェース YYに対してDR処理中、hanetnicコマンド(ZZサブコマンド)で異常終了しました。 |
伝送路二重化機能の設定に誤りがない事を確認してください。問題のないことを確認した後に再度DR処理を実行してください。それでも同じ現象が発生する場合には、当社技術員(SE)にエラーメッセージをお知らせください。 |
0004 |
strptl command abnormal end. |
仮想インタフェース XXに束ねられているインタフェース YYに対してDR処理中、strptlコマンドで異常終了しました。 |
伝送路二重化機能の設定に誤りがない事を確認してください。問題のないことを確認した後に再度strptlコマンドを実行してください。それでも同じ現象が発生する場合には、当社技術員(SE)にエラーメッセージをお知らせください。 |
0005 |
stpptl command abnormal end. |
仮想インタフェース XXに束ねられているインタフェース YYに対してDR処理中、stpptlコマンドで異常終了しました。 |
伝送路二重化機能の設定に誤りがない事を確認してください。問題のないことを確認した後に再度DR処理を実行してください。それでも同じ現象が発生する場合には、当社技術員(SE)にエラーメッセージをお知らせください。 |
0006 |
hanetpoll on command abnormal end. |
hanetpoll onコマンドで異常終了しました。 |
DR処理終了後、伝送路二重化機能の設定に誤りがない事を確認し、hanetpoll onコマンドを再度実行してください。それでもエラーが発生する場合には、表示されたエラーに対する対処をマニュアルで確認し、その指示に従ってください。 |
0007 |
hanetconfig modify command abnormal end. |
仮想インタフェース XXに束ねられているインタフェース YYに対してDR処理中、hanetconfig modifyコマンドで異常終了しました。 |
伝送路二重化機能の設定に誤りがない事を確認してください。問題のないことを確認した後に再度DR処理を実行してください。それでも同じ現象が発生する場合には、当社技術員(SE)にエラーメッセージをお知らせください。 |
0008 |
Is the DR processing continued ? |
DR処理を実行しますか? |
続行する場合には"YES"を入力します。終了する場合には"NO"を入力します。本メッセージに"YES"と入力し、DR処理を続行することを推奨します。 |
0009 |
The interface is IPv6 interface. The DR processing is stopped. action=delete interface=YYYY |
インタフェースYYYYにIPv6アドレスを使用した仮想インタフェースが存在します。DR処理を中止します。 |
IPv6アドレスを使用している構成情報を削除し、再度、DR処理を実行してください。 |
目次
索引
![]() ![]() |