PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 - |
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第4章 運用 | > 4.5 活性操作(活性交換/活性増設) |
DRコマンドによる切断(drc -disconnect)を実行した場合、伝送路二重化機能のDR連携スクリプトにより、自動的に仮想インタフェースから該当システムボード上の実インタフェースが切り離されます。
なお、単一物理インタフェース構成の仮想インタフェース(sha0等)が定義されており、かつ、構成している物理インタフェースが切り離し対象のシステムボード上に存在する場合は、システムボードの切り離しはできません。DR連携スクリプトはメッセージを出力し異常終了します。
この場合は、切り離し対象のシステムボード上に存在する物理インタフェースで構成している仮想インタフェースを非活性化し、定義を削除した後、DRコマンド(drc -disconnect)を実行してください。
DRコマンドによる接続(drc -connect)を実行した場合、伝送路二重化機能のDR連携スクリプトにより、構成情報ファイルの記述内容にしたがって自動的に該当システムボード上の実インタフェースを、仮想インタフェースへ組込みます。
DRコマンド実行中、何らかの要因により処理の中止をシステムが判断した場合、あるいは問い合わせに対して処理中止を指示した場合、システムにより実行中のDRコマンドのキャンセル処理が行われます。
伝送路二重化機能のDR連携スクリプトでは、切断のキャンセル処理として再接続処理を行い、切断前の状態に戻します。
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