PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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第2章 機能> 2.1 機能概要> 2.1.4 GS/SURE連携方式

2.1.4.1 障害監視機能

障害監視
相手システムのLANアダプターに対して定期的にpingを発行し、その応答を監視します。一定時間内に応答がない場合、その伝送路は異常であると判断します。また相手システム側から伝送路の異常通知(専用パケットによる通知)を受信した場合も、その伝送路は異常であると判断します。

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[図2.21 GS/SURE連携方式における監視方法]

切替え時間
伝送路の切替え時間は[監視間隔(sec)×監視回数(count)]で表されます。監視間隔は1〜300秒、監視回数は1〜300回の範囲で設定が可能で、デフォルト値はそれぞれ5秒、5回です。
検出可能な障害
以下の障害を検出する事ができます。

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[図2.22 GS/SURE連携方式での検出可能障害]

障害監視の開始/停止
仮想インタフェースの活性化時に自動的に監視を開始します。また、仮想インタフェース非活性化時に自動的に監視を停止します。

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