PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版) |
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第6章 バックアップとリストア |
高機能なディスク装置の中には、ディスク筐体内や他のディスク筐体にディスクデータをコピーするハードウェア機能をもつものがあります。たとえば、富士通ストレージシステム ETERNUSにはアドバンスト・コピー機能、EMC社製ストレージシステムSymmetrixにはTimeFinderおよびSRDFというコピー機能があります。
本節では、このようなディスク装置のコピー機能を使用して、ローカルディスクまたは共用ディスクのオブジェクト構成とデータをバックアップ/リストアする方法を説明します。
以下のどのノードでも、バックアップ/リストアが可能です。
業務を運用するノードでバックアップ/リストア操作を実行する。
業務を運用するノードと同一のクラスタドメインに属しているノードでバックアップ/リストア操作を実行する。
業務を運用するノードと同一のクラスタドメインに属していないノードでバックアップ/リストア操作を実行する。
以降、物理ディスク c1t1d1, c2t1d1 を共用クラス Class1 に登録してミラーリングし、業務でミラーボリューム Volume1 を使用している場合を例として説明します。
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