PowerSORT V4.0 使用手引書
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第1章 PowerSORTの概要> 1.4 環境変数とスタートアップファイル

1.4.3 優先順位

環境変数、スタートアップファイル、bsortexコマンドまたはbsortコマンドのオプションおよびBSORT関数など、複数の箇所で指定可能な情報の優先順位について説明します。
スタートアップファイルで指定した情報は、環境変数、bsortexコマンドまたはbsortコマンドのオプションおよびBSORT関数による指定を省略したときの省略値となります。このため、優先順位は最も低くなります。ただし、一時ファイルを作成するディレクトリの指定については、以下のような優先順位となります。

一時ファイルを作成するディレクトリの優先順位

以下の優先順位に従って、一時ファイルを作成するディレクトリを決定します。

  1. BSORT関数におけるBSRTFILE構造体のtmpfile_tblで指定されたディレクトリ
  2. スタートアップファイルのBSORT_TMPDIRで指定されたディレクトリ
  3. bsortexコマンドにおける-optionオプションのtmpdirオペランドで指定されたディレクトリ
  4. 環境変数TMPDIRで指定されたディレクトリ
  5. システム標準(/tmp)のディレクトリ

また、環境変数で指定する使用する言語については、以下のような優先順位となります。

使用する言語の指定の優先順位

以下の優先順位に従って、使用する言語を決定します。

  1. 環境変数LC_CTYPEでの指定
  2. 環境変数LC_ALLでの指定
  3. 環境変数LANGでの指定

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