Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
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第4部 使用手引き> 第11章 Webサイトの利用状況を分析する> 11.5 利用状況分析画面ナビゲーション手引き> 11.5.3 サイトナビゲーション分析

11.5.3.2 ある顧客に着目したサイトナビゲーション分析

Webサービスを利用しているある顧客が、どのような経路でWebサイト内の各ページにアクセスしているかを分析したい場合に、顧客に着目したサイトナビゲーション分析を行います。

顧客に着目したサイトナビゲーション分析の利用例を以下に示します。

  1. 分析画面で、以下を指定して分析を行います。

    項目

    指定内容

    分析データ種別

    セッション状況

    リクエスト状況

    分析観点

    クライアントホスト名別

    クライアントIPアドレス別

    認証ユーザ名別

    アクセスID別

    指定された分析データ種別、分析観点に対応した顧客の一覧が表示されます。

  2. 表示された顧客の一覧において、分析したい顧客を指定し、ドリルダウン先として“ページ遷移”を選択します。

    image

    分析結果として、指定された顧客の一番多いパターンのページ遷移状況が表示されます。

    image

  3. 表示されたURLページを中心としたページ遷移状況をさらに分析したい場合には、分析したいURLを指定し、ドリルダウン先として“次ページへの遷移”または“前ページへの遷移”を選択します。

    image

    image

    セッション状況の場合は、指定された顧客の一番多いパターンのページ遷移状況を基準に分析します。例えば一番多い遷移パターンが、

    A.html

    B.html

    C.html

    のとき、"B.html"を指定し、ドリルダウン先として"次のページへの遷移"を選択した場合、"A.html"から"B.html"へ移動した顧客が次の遷移先として選択したURLの多い順が分析結果となります(一番多いのが"C.html"だった)。それに対して、リクエスト状況の場合は、指定したURLまでのページ遷移パターンは関係ありません。(指定された分析期間内における)顧客の全遷移パターンに対して指定されたURLを中心とした遷移先URLを分析します。

  4. 以降、上記のURLを選択し、ドリルダウン分析を繰り返すことにより、より詳細なページ遷移状況の分析を行うことができます。

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