SSF/Backup Facility 運用手引書
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付録E メッセージ

E.2 SPアシスタントのメッセージ

SPアシスタントの各メッセージは、以下の方法で通知されます。

以下に通知されるメッセージ、メッセージの意味、処置方法を示します。

E.2.1 ランチャ機能のメッセー 

ランチャ機能の操作時に、操作の誤りや定義内容または、SSF/Backup Facilityの状態により、以下のメッセージがメッセージダイアログボックスまたはコマンド投入端末に通知されます。

E.2.1.1 エラーダイアログボックスのメッセージ 


 

[ERROR:001] Can't connect server.

[メッセージの意味]

SPアシスタントの初期起動が失敗しているか、ネットワークに問題があります。

[オペレータの処置]

SSF/Backup Facilityの動作状況に関する留意事項」に従い、SPアシスタントを起動します。問題の原因がネットワークの場合、ネットワーク管理者に連絡してください。


 

[ERROR:002] Can't get port number.

[メッセージの意味]

ランチャ機能の通信に誤りがあり、通信用ポート番号が取得できません。

[オペレータの処置]

各ノードの/etc/inet/servicesファイルに“flaunch 1201/tcp”のエントリがあることを確認してください。
本エントリが見つからない場合は、追加してください。


 

[ERROR:003] Can't open launcher.conf.

[メッセージの意味]

launcher.confファイルのオープンに失敗しました。

[オペレータの処置]

launcher.confファイルが所定のディレクトリに存在することを確認してください。


 

[ERROR:004] Invalid SP Type.

[メッセージの意味]

launcher起動時にスレーブのURL指定を行いました。

[メッセージの意味]

launcher.confファイル内のTYPEエントリ行を確認・修正してください。


 

[ERROR:005] Too many arguments at [エントリ名] line.

[メッセージの意味]

launcher.confファイル内の“エントリ名”に対する引数が多過ぎます。

[オペレータの処置]

launcher.confファイルの書式を確認してください。


 

[ERROR:006] [エントリ名] definition is incorrect.

[メッセージの意味]

“エントリ名”行の定義に誤りがあります。

[オペレータの処置]

launcher.confファイル内の“エントリ名”行の書式を確認・修正してください。


 

[WARN:007] Unknown definition - [エントリ名].

[メッセージの意味]

launcher.confファイル内に誤ったエントリ名が指定されています。

[オペレータの処置]

launcher.confファイルを確認・修正してください。


 

[WARN:008] [メニュー項目] is not selected.

[メッセージの意味]

エントリが選択されていません。

[オペレータの処置]

エントリを選択してから,各機能を呼び出します。


 

[ERROR:009] Can't open telnet application.

[メッセージの意味]

「コマンドログイン」または「ノードメンテナンス」機能の呼び出し操作を実行したが、操作端末画面が開けません。

[オペレータの対処]

操作方法(PC)側にtelnetアプリケーションがあることを確認してください。


 

[WARN:010] Xt error - Can't open display.

[メッセージの意味]

ウインドウ表示用の仮想ディスプレイがオープンできません。
本メッセージは、Xウィンドウベースのオプションソフトウェア呼び出し時に通知されます。

[オペレータの処置]

操作端末にXウィンドウサーバソフトウェアをインストールしてください。


 

[ERROR:011] Internal error.

[メッセージの意味]

SPアシスタント内部エラーが発生しました。

[オペレータの処置]

以下を確認してください。

問題が解決しない場合は、富士通技術員に連絡してください。

 

E.2.1.2 getsldefコマンドのメッセージ 


 

[ERROR:101] Can't connect [ホスト名].

[メッセージの意味]

SPアシスタントの初期起動が失敗しているか、ネットワークに問題があります。

[オペレータの処置]

SSF/Backup Facilityの動作状況に関する留意事項」に従い、SPアシスタントを起動します。問題の原因がネットワークの場合、ネットワーク管理者に連絡してください。


 

[ERROR:102] Can't get port number( [ホスト名] ).

[メッセージの意味]

ランチャ機能の通信に誤りがあり、[ホスト名]上の通信用ポート番号が取得できません。

[オペレータの処置]

[ホスト名]上の各ノードの/etc/inet/servicesファイルに“flaunch 1201/tcp”のエントリがあることを確認してください。

本エントリが見つからない場合は、追加してください。


 

[ERROR:103] Can't open launcher.conf( [ホスト名] ).

[メッセージの意味]

[ホスト名]上のlauncher.confファイルのオープンに失敗しました。

[オペレータの処置]

[ホスト名]上のlauncher.confファイルが所定のディレクトリに存在することを確認してください。


 

[ERROR:104] Invalid SP Type( [ホスト名] ).

[メッセージの意味]

[ホスト名]上のSP タイプに誤りがあります。コマンド起動時にスレーブのコマンド起動を行いました。またはスレーブのSSF/Backup Facilityの「TYPE」エントリがマスタになっています。

[オペレータの処置]

[ホスト名]上のlancher.confファイル内の「TYPE」エントリ行を確認・修正してください。


 

[ERROR:105] Too many arguments at [エントリ名] line( [ホスト名] ).

[メッセージの意味]

[ホスト名]上のlauncher.confファイル内の“エントリ名”に対する引数が多過ぎます。

[オペレータの処置]

[ホスト名]上のlauncher.confファイルの書式を確認してください。


 

[ERROR:106] [エントリ名] definition is incorrect( [ホスト名] ).

[メッセージの意味]

[ホスト名]上の“エントリ名”行の定義に誤りがあります。

[オペレータの処置]

[ホスト名]上のlauncher.confファイル内の“エントリ名”行の書式を確認・修正してください。


 

[WARN:107] Unknown definition - [エントリ名]([ホスト名]).

[メッセージの意味]

[ホスト名]上のlauncher.confファイル内に誤ったエントリ名が指定されています。

[オペレータの処置]

[ホスト名]上のlauncher.confファイルを確認・修正してください。


 

[ERROR:108] Can't write slave information.

[メッセージの意味]

取得したスレーブ情報をファイルへ書き込めません。

[オペレータの処置]

内部エラーです。本メッセージが出力された場合は、富士通技術員に連絡してください。


 

[ERROR:109] Internal error( [ホスト名] ).

[メッセージの意味]

[ホスト名]上の SPアシスタント内部でエラーが発生しました。

[オペレータの処置]

富士通技術員に連絡してください。


 

[WARN:110] No SLAVE_IP entry in launcher.conf.

[メッセージの意味]

launcher.confファイルに「SLAVE_IP」エントリが定義されていません。

[オペレータの処置]

スレーブが存在する場合は、「SLAVE_IP」エントリを定義してください。
マスタのみの運用である場合には、本メッセージは無視してください。

 


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