SSF/Backup Facility 導入手引書
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第8章 オプション製品の追加導入

8.8 SSF/Backup Facility NR1000 バックアップライセンス

以下の順に設定を行います。

  1. FCスイッチのゾーニング設定
  2. SSF/Backup Facility NR1000 バックアップライセンスのインストール
  3. ホスト名の設定
  4. ポート番号の設定
  5. rsh(リモートシェル)のための設定

 

8.8.1 FCスイッチのゾーニング設定 

ETERNUS NR1000F series、SSF/Backup Facilityおよびテープライブラリ装置をFC-SW に接続する際、ゾーニング設定を以下のように実施してください。

  • ゾーニング設定を誤ると、ETERNUS NR1000F seriesから磁気テープドライブが認識できなくなります。

 

  • ファイバチャネルスイッチの設定の詳細については、『ETERNUS SN200 series ファイバチャネルスイッチ システム構築手順書』を参照してください。

 

8.8.2 SSF/Backup Facility NR1000 バックアップライセンスのインストール 

SPシリーズに「SSF/Backup Facility NR1000 バックアップライセンス」をインストールします。「SSF/Backup Facility NR1000 バックアップライセンス」をインストールすることにより、ETERNUS NR1000F seriesのバックアップが可能となります。

SPシリーズがクラスタ構成の場合は、両ノードにインストールしてください。

  • インストール手順の詳細については、『SSF/Backup Facility NR1000 バックアップライセンス』のライセンス書を参照してください。

 

8.8.3 ホスト名の設定 

  1. SPシリーズの/etc/hostsファイルに、ETERNUS NR1000F seriesのホスト名を定義します。

    124.99.125.32   nr001

     

  2. SPシリーズの/sp/dbu/adm/setup/switch_dbud.confファイル内の、「NDMPHOSTS=""」にETERNUS NR1000F seriesのホスト名を定義します。また、設定するホスト名は、ダブルクォートで囲む必要があります。
    以下に例を示します。
    #ident  "%W% %G% %U% - FUJITSU"
    #******************************************************************************
    #
    # All Rights Reserved, COPYRIGHT(C) FUJITSU LIMITED 2000-2004
    #
    #   DirectBackup init configuration file
    #
    #******************************************************************************
    # set up only cluster
    SWSTGNODE=sp5000
    
    # <none> or -n
    DBUD_START_OPT=""
    
    # NDMP hostname(s) (separated by space)
    # set up only NR1000F volume backup
    NDMPHOSTS="nr100"

    複数のホスト名を定義する場合は、以下のようにスペースで区切って記述します。

    NDMPHOSTS="nr001 nr002 nr003"

     

8.8.4 ポート番号の設定 

SPシリーズの/etc/servicesファイルに、NDMPで使用するTCP/IPのポート番号を定義します。ポート番号のデフォルト値は“10000”です。

ndmp   10000/tcp

 

8.8.5 rsh(リモートシェル)のための設定 

ETERNUS NR1000F seriesの /etc/hosts.equivファイルに、SPシリーズのホスト名を定義します。

  • 詳しい設定方法は『ETERNUS NR1000F series ネットワーク接続型ディスク・アレイ装置 運用管理ガイド』を参照してください。

 


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