SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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第8章 オプション製品の追加導入 |
% su <Return> |
1) ボリューム管理を起動します。
# /etc/init.d/volmgt start <Return> volume management starting. |
2) CD-ROMのデバイス名を確認します。
# ls /vol/dev/dsk <Return> <デバイス名> |
3) ボリューム管理を停止します。
# /etc/init.d/volmgt stop <Return> |
4) CD-ROMをマウントします。
# mount -F hsfs -r /dev/dsk/<デバイス名>s0 /mnt <Return> |
# pkgadd -d /mnt/Solaris9/products/MAINTENANCE/sparc FSUNnet <Return> |
以下の対話処理を行ってください。
(Copyrightが表示されます) The copyright notice above dose not evidence any actual or intended publication of such source code. This package's default installation information is following: Program install directory: /opt Fixed configuration install directory: /etc/opt Modifying configuration install directory: /var/opt Are you sure ? y [y,n,?,q] y <Return> : : This package contains scripts which will be executed with super-user permission during the process of installing this package. Do you want to continue with the installation of <FSUNnet> [y,n,?] y <Return> : : Installation of <FSUNnet> was successful. |
以下のコマンドを実行後、CD-ROM装置のイジェクトボタンを押下してCD媒体を取り出してください。
# umount /mnt <Return> |
# shutdown -y -g0 -i6 <Return> |
% su <Return> |
セットする手順は上記の手順2 を参照してください。
# pkgadd -d /mnt/Solaris9/products/GLS/sparc FJSVhanet <Return> |
以下の対話処理を行ってください。
(Copyrightが表示されます) This package's default installation information is following: Program install directory: /opt Do you want to change the install directory? n [y,n,?,q] n <Return> : : Installation of <FJSVhanet> was successful. |
以下のコマンドを実行後、CD-ROM装置のイジェクトボタンを押下してCD媒体を取り出してください。
# umount /mnt <Return> |
# shutdown -y -g0 -i6 <Return> |
使用する二重化方式を決めます。
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SSF/Backup Facilityで使用できる二重化方式は
のみです。 |
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上記“設計”で決定した内容に従って環境設定を行います。
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伝送路二重化機能では、以下の値のカーネルパラメタが必要です。システム全体で値が不足する場合は拡張してください。
カーネルパラメタ |
必要値 |
備考(パラメタの意味) |
shmsys:shminfo_shmmax |
5120 |
共有メモリセグメントの最大サイズ |
shmsys:shminfo_shmmni |
2 |
共有メモリセグメントの最大数 |
semsys:seminfo_semmni |
1 |
セマフォ識別子の最大数 |
semsys:seminfo_semmns |
1 |
システム中のセマフォ最大数 |
システムパラメタを編集するには、/etc/systemファイルにチューニングのためのレコードを以下のように追加します。
set shmsys:shminfo_shmmax = 5120 set shmsys:shminfo_shmmni = 2 set semsys:seminfo_semmni = 1 set semsys:seminfo_semmns = 1 |
使用する物理インタフェースがシステムに実装されているかどうかを、prtconf(1M)コマンドを実行して確認してください。
# prtconf -D | grep "物理インタフェース名" <Return> |
prtconf(1M)コマンドの詳細については、Solarisのマニュアルを参照してください。
使用する物理インタフェースがシステムに実装されていない場合は、NICを本体装置に追加してください。なお、NICを本体装置に追加した場合は、okプロンプトからboot -rコマンドを実行してシステムを起動するなどして、予め本体装置に追加したNICを認識させてから、再度上記の処理を行ってください。
DNS運用、NIS運用などのネームサービスを使用する場合には、hosts、netmasks、ipnodesのキーワードには、先にローカルファイルを参照するように設定(/etc/nsswitch.confファイル)してください。本設定により、DNSサーバまたはNISサーバと通信ができない状態でもアドレス解決が正常に実行されます。以下に、/etc/nsswitch.confファイルの設定例を示します。
# # /etc/nsswitch.files: # # An example file that could be copied over to /etc/nsswitch.conf; it # does not use any naming service. # # "hosts:" and "services:" in this file are used only if the # /etc/netconfig file has a "-" for nametoaddr_libs of "inet" transports. passwd: files group: files hosts: files dns ipnodes: files networks: files protocols: files rpc: files ethers: files netmasks: files bootparams: files |
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環境設定の追加手順について説明します。
以下の手順により、構成情報の追加を行います。
1) 仮想インタフェース情報の設定をhanetconfig createコマンドで行います。
2) 待機パトロール情報の設定をhanetconfig createコマンドで行います。
3) 監視先情報の設定をhanetpoll createコマンドで行います。
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ネットワークに接続できるか確認してください。
両ノードにPRIMECLUSTER GLSをインストールします。共用ディスクにはインストールしないでください。各ノードへのインストールはシングル構成への導入と同じですので、そちらを参照してください。
シングル構成での設計と同じですので、そちらを参照してください。
上記“設計”で決定した内容に従って環境設定を行います。
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伝送路二重化機能では、以下の値のカーネルパラメタが必要です。システム全体で値が不足する場合は拡張してください。
カーネルパラメタ |
必要値 |
備考(パラメタの意味) |
shmsys:shminfo_shmmax |
5120 |
共有メモリセグメントの最大サイズ |
shmsys:shminfo_shmmni |
2 |
共有メモリセグメントの最大数 |
semsys:seminfo_semmni |
1 |
セマフォ識別子の最大数 |
semsys:seminfo_semmns |
1 |
システム中のセマフォ最大数 |
システムパラメタを編集するには、/etc/systemファイルにチューニングのためのレコードを以下のように追加します。
set shmsys:shminfo_shmmax = 5120 set shmsys:shminfo_shmmni = 2 set semsys:seminfo_semmni = 1 set semsys:seminfo_semmns = 1 |
使用する物理インタフェースがシステムに実装されているかどうかを、prtconf(1M)コマンドを実行して確認してください。
# prtconf -D | grep "物理インタフェース名" <Return> |
prtconf(1M)コマンドの詳細については、Solarisのマニュアルを参照してください。
使用する物理インタフェースがシステムに実装されていない場合は、NICを本体装置に追加してください。なお、NICを本体装置に追加した場合は、okプロンプトからboot -rコマンドを実行してシステムを起動するなどして、予め本体装置に追加したNICを認識させてから、再度上記の処理を行ってください。
DNS運用、NIS運用などのネームサービスを使用する場合には、hosts、netmasks、ipnodesのキーワードには、先にローカルファイルを参照するように設定(/etc/nsswitch.confファイル)してください。本設定により、DNSサーバまたはNISサーバと通信ができない状態でもアドレス解決が正常に実行されます。以下に、/etc/nsswitch.confファイルの設定例を示します。
# # /etc/nsswitch.files: # # An example file that could be copied over to /etc/nsswitch.conf; it # does not use any naming service. # # "hosts:" and "services:" in this file are used only if the # /etc/netconfig file has a "-" for nametoaddr_libs of "inet" transports. passwd: files group: files hosts: files dns ipnodes: files networks: files protocols: files rpc: files ethers: files netmasks: files bootparams: files |
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PRIMECLUSTERを導入する場合、引継ぎネットワークは、PRIMECLUSTER GLSで管理します。このため、PRIMECLUSTERに設定されている引継ぎネットワークの設定を削除してください。
引継ぎネットワークの設定の削除は、クラスタ運用管理の画面で行います。
クラスタ運用の場合、通常の環境設定の他に、引継ぎ仮想インタフェースの設定、およびクラスタ環境設定が必要です。
引継ぎ仮想インタフェースの設定を行うために下記に示すコマンドが提供されています。クラスタシステムがインストールされた環境でのみ実行してください。
種別 |
コマンド |
機能概要 |
実行権限 |
引継ぎ仮想インタフェースの設定 |
/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanethvrsc |
引継ぎ仮想インタフェース情報の登録/削除/表示を行います。 |
スーパユーザ |
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仮想インタフェースを構築するために必要となる構成情報の作成を行います。
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クラスタリソースへ登録する引継ぎ仮想インタフェースの設定を行います。この設定は、クラスタ運用を行うすべてのノードで行う必要があります。以下に、コマンド実行例を示します。
# /opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanethvrsc create -n "仮想インタフェース名" <Return> |
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“引継ぎ仮想インタフェースの作成”で作成した引継ぎ仮想インタフェースを、Glsリソースとして登録し、userApplicationを作成します。クラスタ環境設定は、RMS Wizardを使用して実施します。
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ノード名の設定は以下の手順で行います。
# /usr/bin/setuname -n 設定するノード名 <Return> |
# uname -n <Return> 設定するノード名 |
# shutdown -y -g0 -i6 <Return> |
クラスタ環境設定完了後、userApplicationを起動します。
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ネットワークに接続できるか確認してください。
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