SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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第5章 クラスタ構成での導入 |
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ダイレクトバックアップが使用するディスクアレイ装置を特定するために、各装置毎の識別名を設定します。ここでは、オプションのストレージシステム管理機能を使用しない場合の手順を示します。
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以下のように、ディスクアレイ装置名の設定を行います。
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ディスクアレイ装置名とBOXIDの対応をGRinfo.db ファイルに定義します。
各ETERNUS3000/6000,GR seriesごとに、マルチパスを1つ引数に指定して、STXGetBoxIDコマンドを実行します。コマンドの引数にする時は、マルチパスの末尾に"s2"を追加してください。
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コマンドの出力は以下のようになります。下線部で示す文字列がBOXIDです。
# /opt/FJSVgrapi/64/bin/STXGetBoxID /dev/FJSVmplb/rdsk/mplb2051s2 <Return> BoxID OLU EXTENT SIZE 00GR740#######GR74B01#####BP47########## 90h 0h 9f8000h Device information Dump 0000 : 00000000 00000000 00000000 00000000 ・ ・ ・ 00f0 : 00000000 00000000 00000000 00000000 # |
名前は、以下の形式で/sp/dbu/adm/setup/GRinfo.db ファイルを作成し、2行目から記述します。1行目は"update: manual"と記述してください。
<GR name> <設定対象となるETERNUS3000/6000,GR seriesのBOXID> |
<GR name>はluinfo.confの設定で名づけた名前です。<設定対象となるETERNUS3000/6000,GR seriesのBOXID>には前手順で取得したBOXIDを指定します。
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以下に例を示します。
# vi /sp/dbu/adm/setup/GRinfo.db <Return> update: manual GR001 00GR740#######GR74B01#####BP47########## # |
ETERNUS3000/6000,GR seriesが複数台ある場合、同じように3行目、4行目、・・・と名前を追加してください。
GRinfo.db ファイルのファイル属性が以下の値になっていることを確認してください。
オーナ :root モード :644 グループ:sys |
上記の値になっていない場合は、以下のコマンドで変更してください。
# chown root /sp/dbu/adm/setup/GRinfo.db <Return> # chmod 644 /sp/dbu/adm/setup/GRinfo.db <Return> # chgrp sys /sp/dbu/adm/setup/GRinfo.db <Return> |
chkluinfoコマンドで、luinfo.confファイル、devpath.confファイルの設定および、ディスクアレイ装置名とBOXIDの関係をダイレクトバックアップに認識させます。
# /opt/FJSVsputl/bin/chkluinfo <Return> |
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