SSF/Backup Facility 導入手引書
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第5章 クラスタ構成での導入

5.16 ETERNUS3000の情報取得

SSF/Backup Facilityと接続されているディスクアレイ装置がETERNUS3000の場合で、以下の状態が発生した場合、ETERNUS3000 の情報取得を行う必要があります。

  1. プライマリノードに、rootでログインします。

    • プライマリノードが運用系になっている必要があります。
    • SSF/Backup Facilityの複数稼働している場合は、情報取得を行うETERNUS3000を担当(制御)するSSF/Backup Facility上で操作を行ってください。

     

  2. 環境設定を行ったETERNUS3000の情報を取得します。

    # /opt/FJSVsputl/bin/dbu_get_oluinfo -l GRIPAddress

    GRIPAddress は、環境設定を行った当該 ETERNUS3000 のIPアドレスです。

     

    • SSF/Backup Facilityの複数稼働している場合は、そのSSF/Backup Facilityが担当(制御する)のETERNUS3000のIPアドレスのみ指定してください。

     

  3. GRマルチパスドライバへ情報を読み込ませます。

    # mplbconfig -q

     

  4. セカンダリノードに運用ノードを切替えます。

    プライマリノード上で、以下のコマンドを実行し、セカンダリノードへ運用を切替えます。

    # hvswitch userApp_sp5000 node2 <Return>

     

  5. セカンダリノードに、rootでログインし、手順1〜3の作業を繰り返します。

     

  6. 運用ノードをプライマリノードに戻します。

    セカンダリノード上で、以下のコマンドを実行し、プライマリノードへ運用を戻します。

    # hvswitch userApp_sp5000 node1 <Return>

     

    • dbu_get_oluinfoコマンドについては、『SSF/Backup Facility 運用手引書』の「A.5 dbu_get_oluinfo (ETERNUS3000の情報取得)」を参照してください。

 


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