SSF/Backup Facility 導入手引書
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第5章 クラスタ構成での導入

5.7 Softek AdvancedCopy Managerの設定

 

5.7.1 Storage管理サーバの設定 

SPシリーズにSoftek AdvancedCopy Managerのエージェントをインストールした場合は、この設定は不要です。

  1. 両ノードで/etc/servicesファイルを編集します。

    /etc/servicesファイルに、以下のサービス名が定義されていることを確認してください。定義されていない場合は、定義を追加してください。

    stgxfws   1226/tcp
    stgxfws_引継ぎノード名  ポート番号/tcp
    rdaswstf  2004/tcp
    rmiswstf  9851/tcp
    semswstf  9852/tcp
    smaclmgr  4660/tcp

    引継ぎノード名には、当該SPシリーズの引継ぎノード名を指定してください。また、ポート番号は、他の定義と重ならない値を指定してください。以下に定義例を示します。

    stgxfws   1226/tcp
    stgxfws_sp5000 1227/tcp
    rdaswstf  2004/tcp
    rmiswstf  9851/tcp
    semswstf  9852/tcp
    smaclmgr  4660/tcp

    • なお、上記のポート番号が、既に使用されている場合は、空いているポート番号を割り当ててください。この際、業務サーバ側も同じ値で設定する必要があるため、ご注意ください。

     

  2. 両ノードで/etc/systemファイルを設定します。

    カーネルパラメタをチューニングするために、/etc/systemファイルへチューニングのためのレコードを追加します。カーネルパラメタのチューニング値を、以下の表に示します。

    カーネルパラメタのチューニング値

    資源

    パラメタ

    説明

    チューニング値

    設定済みの場合の対処

    共有メモリ

    shmmax

    共有メモリセグメントの最大サイズ

    0x2150000 (16進数)

    最大値

    shmmni

    共有メモリ識別子の数

    80

    加算

    セマフォ

    semmni

    セマフォ識別子の数

    310(10進数)

    加算

    semmns

    システム内のセマフォ数

    610(10進数)

    加算

    semmnu

    システム内のundo構造体の数

    512(10進数)

    加算

    semmsl

    セマフォ識別子ごとの最大セマフォ数

    35(10進数)

    最大値

    メッセージ

    msgmnb

    待ち行列上の最大byte数

    4096

    最大値

    msgmni

    メッセージ待ち識別子の数

    3

    加算

    msgtql

    メッセージのヘッダ数

    100

    加算

    パラメタが既に設定されている場合は、“設定済みの場合の対処”が“最大値”とあるパラメタについては、既存の値とチューニング値と比較して大きい方の値を設定し、“加算”とあるパラメタについては、既存の値にチューニング値を加えた値を設定してください。

    /etc/systemファイルの編集例を以下に示します。

    set shmsys:shminfo_shmmax = 0x2150000
    set shmsys:shminfo_shmmni = 121
    set semsys:seminfo_semmni = 351
    set semsys:seminfo_semmns = 702
    set semsys:seminfo_semmnu = 572
    set semsys:seminfo_semmsl = 35
    set msgsys:msginfo_msgmax = 16384
    set msgsys:msginfo_msgmnb = 4194304
    set msgsys:msginfo_msgmni = 8246
    set msgsys:msginfo_msgtql = 65675

     

  3. カーネルパラメタのチューニングを反映させるため、システムを再起動します。

    本コマンドは、両ノードで投入してください。

    # shutdown -y -g0 -i6 <Return>

     

  4. Softek AdvancedCopy Managerのリポジトリアクセス用のユーザを作成します。両ノードで作成してください。

    # useradd ユーザ名 <Return>
    # passwd ユーザ名 <Return>
    新しいパスワード: パスワード <Return>   (入力したパスワードは表示されません)
    新しいパスワードの再入力: パスワード <Return> (入力したパスワードは表示されません)
    ...
    #

     

  5. プライマリノードでGDS ボリュームを起動します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -N -c class0001 -v volume0004,volume0005,volume0006,volume0007,volume0008 <Return>

     

  6. プライマリノードで[DBファイルシステム]スライスと[共有データ]スライスをマウントします。

    以下のコマンドを実行してください。

    # mount /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004 /SWSTFDB <Return>
    # mount /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0005 /SWSTCLMGR <Return>

     

  7. プライマリノードでクラスタセットアップコマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行してください。

    <引継ぎIPアドレス>, <引継ぎノード名>には、「5.4.2 引継ぎネットワークリソースの設定」-「7. IPアドレス/ホスト名の選択」で設定した値を指定してください。

    <userApplication名>には、「5.12 userApplicationの作成」で作成する値を設定してください。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Primary -m /SWSTCLMGR -n <引継ぎノード名> -s <userApplication名> -i <引継ぎIPアドレス> -f mgr <Return>

     

  8. セットアップ対象を確認します。

    コマンドで指定した引継ぎノードに関する情報が表示されます。表示された内容を確認の上、<Return>キーを押してださい。以下は<引継ぎIPアドレス> に"10.124.6.91"、<引継ぎノード名>に"sp5000"、<userApplication名>に"userApp_sp5000"を指定したときの例です。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe  -k Primary  -m /SWSTCLMGR -n sp5000 -s userApp_sp5000 -i 10.124.6.91 -f mgr <Return>
    
    AdvancedCopy Manager settings are as follows.
            Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER
            Node type      : Primary
            IP Address     : 10.124.6.91
            Mount point    : /SWSTCLMGR
            Node name      : sp5000
            Service        : userApp_sp5000
            Function       : Management Server
    Do you want to continue with setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] <Return>

     

  9. Storage管理サーバ業務の共通環境の構築を開始します。

    共通環境を設定する初期画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力して<Return>キーを押してください。

      +----------------------------------------------------------------+
      | AdvancedCopy Manager Storage管理サーバ共通環境を作成します。   |
      |                                                                |
      | [注意]                                                         |
      |    処理を開始する前に以下のパーティションを用意して下さい。    |
      | ============================================================== |
      |                                                                |
      |    1) DBファイルシステム用パーティション                       |
      |    2) RDBディクショナリ用パーティション                        |
      |    3) RDBログファイル用パーティション                          |
      |    4) リポジトリデータ格納DBスペース用パーティション           |
      |                                                                |
      +----------------------------------------------------------------+
    
              処理を続けますか? [y/n] ==> y <Return>

     

  10. DBファイルシステム用デバイスの画面が表示されます。

    <Return>キーを押してください。

      -----------------------< DB用デバイス設定 >----------------------- 
    
                DBファイルシステム用デバイス名を入力して下さい。
                         ( ex. : /dev/dsk/c0t0d0s0 )                     
    
                [注意]
                   通常デバイス以外を入力する際は、
                   一度Enterキーを押してから入力してください。
    
                       Enter ==> /dev/dsk/ <Return> ←  リターンのみ

     

  11. DBファイルシステム用デバイスを設定します。
      -----------------------< DB用デバイス設定 >----------------------- 
    
                DBファイルシステム用デバイス名を入力して下さい。
                         ( ex. : /dev/dsk/c0t0d0s0 )                     
    
                [注意]
                   既存のファイルシステム上に作成する場合は、
                   絶対パスでディレクトリ名を入力してください。
    
                       Enter ==> /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004 <Return>

     

    この画面では、以下の用途で使用するスライスを設定します。

    スライスの用途

    スライスへのパス

    DBファイルシステム

    /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004

    他のスライスも同様に以下のようになります。

    スライスの用途

    スライスへのパス

    RDBディクショナリ

    /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0006

    RDBログファイル

    /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0007

    リポジトリデータ格納DBスペース

    /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0008

     

  12. DB用デバイスの設定を確認します。

    設定した4つのデバイス名が表示されます。表示された内容を確認の上、"y" を入力して<Return>キーを押してください。

    ====================================================================
                                                                         
     DBファイルシステム用デバイス名 ................. /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004
     RDBディクショナリ用ローデバイス名 .............. /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0006
     RDBログファイル用ローデバイス名 ................ /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0007
     リポジトリデータ格納DBスペース用ローデバイス名 . /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0008
                                                                         
     ====================================================================
    
              これでよろしいですか? [y/n] ==> y <Return>

     

  13. 処理の継続確認をします。

    処理の継続確認の画面が表示されますので、"y" を入力して<Return>キーを押してください。

      +----------------------------------------------------------------+
      | AdvancedCopy Manager Storage管理サーバ環境作成を開始します。   |
      |                                                                |
      | ============================================================== |
      |                                                                |
      |  処理を開始すると、システム情報の書き換えも行います。          |
      |  実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。        |
      |                                                                |
      +----------------------------------------------------------------+
    
              処理を続けますか? [y/n] ==> y <Return>

     

  14. リポジトリアクセスの設定を行います。

    AdvancedCopy Managerのリポジトリアクセス用の設定画面が表示されます。ユーザ名とパスワードを順次入力して、<Return>キーを押してください。

                AdvancedCopy Managerのリポジトリアクセス用の      
                ユーザ名とパスワードを入力して下さい。               
    
             [注意]
                root以外の一般ユーザの入力を推奨します。
    
                    ユーザ名           : ユーザ名 <Return>
                    パスワード         : パスワード <Return>  ←入力した値は表示されません。
                    パスワード(再入力) : パスワード <Return>  ←入力した値は表示されません。

     

  15. クラスタセットアップコマンドを終了します。

    パスワードの登録およびクラスタセットアップコマンドの完了画面が表示されます。

    リポジトリアクセスパスワードを登録しました。
    
    データベース統合セットアップは正常終了しました。
    
    
    swstf8100 プライマリノードのクラスタ設定は正常に終了しました。引き続きセカンダリ
    ノードのクラスタ環境を作成してください。
    #

     

  16. プライマリノードで[DBファイルシステム]スライスと[共有データ]スライスをアンマウントします。

    以下のコマンドを実行してください。

    # umount /SWSTFDB <Return>
    # umount /SWSTCLMGR <Return>

     

  17. プライマリノードでGDS ボリュームを停止します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

  18. セカンダリノードでGDS ボリュームを起動します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -N -c class0001 -v volume0004,volume0005 <Return>

     

  19. セカンダリノードで[DBファイルシステム]スライスと[共有データ]スライスをマウントします。

    # mount /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004 /SWSTFDB <Return>
    # mount /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0005 /SWSTCLMGR <Return>

     

  20. セカンダリノードでクラスタセットアップコマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行してください。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Secondary -m /SWSTCLMGR <Return>

     

  21. セットアップ対象を確認します。

    コマンドで指定した論理ノードに関する情報が表示されます。表示された内容を確認の上、<Return>キーを押してください。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Secondary -m /SWSTCLMGR <Return>
    
    AdvancedCopy Manager settings are as follows.
            Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER
            Node type      : Secondary
            IP Address     : 10.124.6.91
            Mount point    : /SWSTCLMGR
            Node name      : sp5000
            Service        : userApp_sp5000
            Function       : Management Server
    Do you want to continue with setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] <Return>

     

  22. Storage管理サーバ業務の共通環境の構築を開始します。

    共通環境を設定する初期画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力して<Return>キーを押してください。

      +----------------------------------------------------------------+
      | AdvancedCopy Manager Storage管理サーバ共通環境を作成します。   |
      |                                                                |
      | [注意]                                                         |
      |    処理を開始する前に以下のパーティションを用意して下さい。    |
      | ============================================================== |
      |                                                                |
      |    1) DBファイルシステム用パーティション                       |
      |                                                                |
      +----------------------------------------------------------------+
    
              処理を続けますか? [y/n] ==> y <Return>

     

  23. DBファイルシステム用デバイスの画面が表示されます。

    <Return>キーを押してください。

      -----------------------< DB用デバイス設定 >----------------------- 
    
                DBファイルシステム用デバイス名を入力して下さい。
                         ( ex. : /dev/dsk/c0t0d0s0 )                     
    
                [注意]
                   通常デバイス以外を入力する際は、
                   一度Enterキーを押してから入力してください。
    
                       Enter ==> /dev/dsk/ <Return> ←  リターンのみ

     

  24. DB用デバイスを設定します。

    [DBファイルシステム]を設定します。指定するスライスへのパスは、プライマリノードの場合と同じです。

      -----------------------< DB用デバイス設定 >----------------------- 
    
                DBファイルシステム用デバイス名を入力して下さい。
                         ( ex. : /dev/dsk/c0t0d0s0 )                     
    
                [注意]
                   既存のファイルシステム上に作成する場合は、
                   絶対パスでディレクトリ名を入力してください。
    
                       Enter ==> /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004 <Return>

     

  25. DB用デバイスの設定を確認します。

    設定したデバイス名が表示されます。表示された内容を確認の上、"y" を入力して<Return>キーを押してください。

     ====================================================================
                                                                         
     DBファイルシステム用デバイス名 ................. /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004
                                                                         
     ====================================================================
    
              これでよろしいですか? [y/n] ==> y <Return>

     

  26. 処理の継続確認をします。

    処理の継続確認の画面が表示されますので、"y" を入力して<Return>キーを押してください。

      +----------------------------------------------------------------+
      | AdvancedCopy Manager Storage管理サーバ環境作成を開始します。   |
      |                                                                |
      | ============================================================== |
      |                                                                |
      |  処理を開始すると、システム情報の書き換えも行います。          |
      |  実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。        |
      |                                                                |
      +----------------------------------------------------------------+
    
              処理を続けますか? [y/n] ==> y <Return>

     

  27. セカンダリノードのクラスタセットアップコマンドを終了します。

    クラスタセットアップコマンドの完了画面が表示されます。

    swstf8101 セカンダリノードのクラスタ設定は正常に終了しました。
    #

     

  28. セカンダリノードで[DBファイルシステム]スライスと[共有データ]スライスをアンマウントします。

    プライマリノードの場合と同じです。以下のコマンドを実行してください。

    # umount /SWSTFDB <Return>
    # umount /SWSTCLMGR <Return>

     

  29. セカンダリノードでGDS ボリュームを停止します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -F -c class0001 -v volume0004,volume0005 <Return>

     

■Webサーバの設定

Softek AdvancedCopy ManagerのWeb画面からデータを参照するために、以下の設定を行います。

  1. 両ノードで/etc/apache/srm.confファイルを設定します。

    以下のレコードを追加してください。

    Alias        /swstorage/      /opt/swstorage/inet/wwwroot/
    Alias        /swstorage-j/    /opt/swstorage/java/
    Alias        /swstorage-d/    /opt/swstorage/java/data/
    ScriptAlias  /swstorage-cgi/  /opt/swstorage/inet/cgi-bin/

     

  2. 両ノードで/etc/apache/mime.typesファイルを設定します。

    以下の項目を追加してください。すでに登録されている場合は、追加する必要はありません。

    application/x-swstf-policy  policy

     

5.7.2 Storageサーバの設定 

SPシリーズにSoftek AdvancedCopy Managerのマネージャをインストールした場合は、この設定は不要です。

  1. プライマリノードでGDS ボリュームを起動します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -N -c class0001 -v volume0005 <Return>

     

  2. プライマリノードで[共有データ]スライスをマウントします。

    # mount /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0005 /SWSTCLMGR <Return>

     

  3. 両ノードで/etc/servicesファイルを編集します。

    /etc/servicesファイルに、以下のサービス名が定義されていることを確認してください。定義されていない場合は、定義を追加してください。

    stgxfws  1226/tcp
    stgxfws_引継ぎノード名  ポート番号/tcp

    <引継ぎノード名>には、「5.4.2 引継ぎネットワークリソースの設定」-「7. IPアドレス/ホスト名の選択」で設定した値を指定してください。ポート番号は、他の定義と重ならない値を指定してください。以下に定義例を示します。

    stgxfws  1226/tcp
    stgxfws_sp5000 1227/tcp

    • なお、上記のポート番号が、既に使用されている場合は、空いているポート番号を割り当ててください。この際、業務サーバ側も同じ値で設定する必要があるため、ご注意ください。

     

  4. プライマリノードでクラスタセットアップコマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行してください。<引継ぎノード名>には、「5.4.2 引継ぎネットワークリソースの設定」-「7. IPアドレス/ホスト名の選択」で設定した値を指定してください。

    <userApplication名>には、「5.12 userApplicationの作成」で作成する値を設定してください。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Primary -m /SWSTCLMGR -n <引継ぎノード名> -s <userApplication名> <Return>

     

  5. セットアップ対象を確認します。

    コマンドで指定した引継ぎノードに関する情報が表示されます。表示された内容を確認の上、<Return>キーを押します。以下は<引継ぎノード名>に"sp5000" 、<userApplication名>に"userApp_sp5000"を指定したときの例です。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Primary -m /SWSTCLMGR -n sp5000 -s userApp_sp5000 <Return>
    
    AdvancedCopy Manager settings are as follows.
            Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER
            Node type      : Primary
            Mount point    : /SWSTCLMGR
            Node name      : sp5000
            Service        : userApp_sp5000
            Function       : Server
    Do you want to continue with setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] <Return>

     

  6. セットアップコマンドを終了します。

    クラスタセットアップコマンドの完了画面が表示されます。

    clset_FJSVswstf completed
    clset_FJSVswsts completed
    clset_FJSVswsrp completed
    swstf8100 プライマリノードのクラスタ設定は正常に終了しました。引き続きセカンダリ
    ノードのクラスタ環境を作成してください。
    #

     

  7. プライマリノードで[共有データ]スライスをアンマウントします。

    以下のコマンドを実行してください。

     # umount /SWSTCLMGR <Return>

     

  8. プライマリノードでGDS ボリュームを停止します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -F -c class0001 -v volume0005 <Return>

     

  9. セカンダリノードでGDS ボリュームを起動します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -N -c class0001 -v volume0005 <Return>

     

  10. セカンダリノードで [共有データ]スライスをマウントします。

    プライマリノードの場合と同じです。以下のコマンドを実行してください。

    # mount /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0005 /SWSTCLMGR <Return>

     

  11. セカンダリノードでクラスタセットアップコマンドを実行します。

    以下のコマンドを実行してください。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Secondary -m /SWSTCLMGR <Return>

     

  12. セットアップ対象を確認します。

    コマンドで指定した論理ノードに関する情報が表示されます。表示された内容を確認の上、<Return>キーを押します。

    # /opt/swstorage/bin/stgclset_safe  -k Secondary -m /SWSTCLMGR <Return>
    
    AdvancedCopy Manager settings are as follows.
            Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER
            Node type      : Secondary
            Mount point    : /SWSTCLMGR
            Node name      : sp5000
            Service        : userApp_sp5000
            Function       : Server
    Do you want to continue with setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] <Return>

     

  13. セカンダリノードのクラスタセットアップコマンドを終了します。

    クラスタセットアップコマンドの完了画面が表示されます。

    clset_FJSVswstf completed
    clset_FJSVswsts completed
    clset_FJSVswsrp completed
    swstf8101 セカンダリノードのクラスタ設定は正常に終了しました。
    #

     

  14. セカンダリノードで[共有データ]スライスをアンマウントします。

    プライマリノードの場合と同じです。以下のコマンドを実行してください。

    # umount /SWSTCLMGR <Return>

     

  15. セカンダリノードでGDS ボリュームを停止します。

    ここでは、以下の用途で使用するために割当てたボリュームを指しています。

    # sdxvolume -F -c class0001 -v volume0005 <Return>

     


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