ダイレクトバックアップ使用手引書 - SPシリーズ - |
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本書の目的は、ダイレクトバックアップ 1.5を利用したバックアップ運用を支援することです。
バックアップ運用を行うにあたって必要となる設定作業、およびバックアップ運用に関する操作方法について説明しています。
本書は、バックアップ運用に関する一般的な知識があり、ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用を行う者を対象としています。
本書は、19章と付録、用語集で構成されています。各章および付録の内容は以下のとおりです。
第1章 概要
ダイレクトバックアップの概要を簡単に説明しています。
第2章 バックアップとリストア
ダイレクトバックアップが提供するバックアップ機能とリストア機能について説明しています。
第3章 バックアップポリシー
ダイレクトバックアップのポリシー管理について説明しています。
第4章 プール管理
ダイレクトバックアップのプール管理について説明しています。
プールには、論理ユニットプールとテーププールがあります。
第5章 バックアップの管理
ダイレクトバックアップのバックアップ管理について説明しています。
バックアップ管理には、処理状況管理、履歴情報の管理、運用ログ管理があります。
第6章 その他の機能
ダイレクトバックアップが提供する各機能について説明しています。
第7章 ダイレクトバックアップサーバの起動と停止
ダイレクトバックアップサーバの起動および停止方法について説明しています。
第8章 ダイレクトバックアップの環境設定
ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用を行う際の、環境設定項目とその設定方法について説明しています。
第9章 論理デバイスバックアップの運用操作
論理デバイスバックアップを利用したバックアップ運用を行うための準備作業、操作方法を説明しています。
第10章 論理ユニットバックアップの運用操作
論理ユニットバックアップを利用したバックアップ運用を行うための準備作業、操作方法を説明しています。
第11章 Symfowareデータベースのバックアップ運用操作
Symfowareデータベースのバックアップ運用を行うための準備作業、操作方法を説明しています。
第12章 ETERNUS NR1000F seriesのバックアップ運用操作
ETERNUS NR1000F seriesのバックアップ運用を行うための準備作業、操作方法を説明しています。
第13章 バックアップ運用の停止
ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用を停止する時の作業について説明しています。
第14章 論理デバイスバックアップおよびSymfowareデータベースのバックアップのためのコマンド
論理デバイスバックアップおよびSymfowareデータベースのバックアップを利用するためのコマンドについて、その仕様をリファレンスマニュアル形式で説明しています。
第15章 論理ユニットバックアップのためのコマンド
論理ユニットバックアップを利用するためのコマンドについて、その仕様をリファレンスマニュアル形式で説明しています。
第16章 ETERNUS NR1000F seriesのバックアップのためのコマンド
ETERNUS NR1000F seriesのバックアップを利用するためのコマンドについて、その仕様をリファレンスマニュアル形式で説明しています。
第17章 バックアップ運用のためのコマンド
バックアップ運用で利用するコマンドについて、その仕様をリファレンスマニュアル形式で説明しています。
第18章 テープ制御のためのコマンド
テープ制御を行うためのコマンドについて、その仕様をリファレンスマニュアル形式で説明しています。
第19章 バックアップ管理画面
ダイレクトバックアップの画面(GUI)について説明しています。
付録A メッセージと対処方法
ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用を行っている際に出力されるメッセージとその意味、メッセージが出力された場合の対処方法について説明しています。
付録B 問題解決に必要な資料
ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用を行っている際に、発生した問題を解決するために採取すべき資料について説明しています。
付録C コマンド一覧
ダイレクトバックアップで使用するコマンドの一覧です。
付録D グローバルサーバの業務データのバックアップ運用操作
Systemwalker StorageMGR GR/CFの機能により、バックアップされたグローバルサーバの業務データをダイレクトバックアップで復旧するための手順など、ダイレクトバックアップにおいてグローバルサーバの業務データのバックアップ運用操作について説明します。
付録E 緊急時リストア機能
ダイレクトバックアップで採取したテープ内のバックアップデータをSP5000およびACMが構築されていない環境においてもリストアできる機能について説明します。
SSF/Backup Facilityには、以下のマニュアルが付属しています。
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※ : クラスタ構成のみ付属されています。 |
これらの付属マニュアルと、構成製品群のマニュアルの構成を以下に示します。
作業フェーズ |
作業概要理解 |
作業手順詳細理解 |
---|---|---|
Network Storage Serverの理解 |
Network Storage Server概説書 |
− |
運用の設計 |
SSF/Backup Facility運用手引書 |
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運用環境の構築 |
SSF/Backup Facility導入手引書 |
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運用 |
SSF/Backup Facility運用手引書 |
|
保守 |
SSF/Backup Facility運用手引書 |
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本書では、ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用を行うための設定作業の説明をするにあたって、SSF/Backup Facilityを構成する製品および関連する製品のマニュアルを参照します。以下に、実施する作業と参照するマニュアルの一覧を示します。
実施する作業 |
関係する製品と参照マニュアル |
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ダイレクトバックアップの動作環境設定 |
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クラスタ制御設定 |
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ETERNUS3000/6000,GR series構成制御設定 |
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磁気テープライブラリシステム初期設定 |
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SSF/Backup Facilityは、システムの基盤となるオペレーティングシステム(OS)としてSolaris オペレーティングシステム(以降, Solaris OS)を使用しています。本書で説明する設定作業では、一部Solaris OSが提供しているシステム標準コマンドを用いた操作が必要となります。そのため、バックアップ運用に関する設定作業者は、Solaris OSシステムのログイン、コマンド投入、ファイル編集などの操作の知識が必要となります。
本書を読む際は、『SSF/Backup Facility運用手引書』を一読し、ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用についての概念を理解していることを前提としています。
SSF/Backup Facilityは、Softek AdvancedCopy Managerとの連携が必要な機能があります。本書では、Softek AdvancedCopy Manager のStorageサーバ上での作業は、そのプラットフォームが Solaris OS である場合に限り説明しています。同様にSoftek AdvancedCopy Managerマニュアルへの参照についても、固有のプラットフォームに依存する記事以外は、基本的にSolaris OS版への参照としています。その他のプラットフォームで稼動するStorageサーバ上の作業については、そのプラットフォームに対応したSoftek AdvancedCopy Managerの製品マニュアルを参照してください。
本書で示されるコマンド実行例には先頭に“#”が記述されています。この“#”は、シェルプロンプトを表しています。
また、本書では、業務サーバ上で実行するコマンドの実行例などは、Solaris OS版にそった 記述をしています。業務サーバのプラットフォームが Solaris OS以外の場合は、パス指定をそれぞれのインストール先に読み替えてください。
本書中のその他の表記方法は以下のとおりです。
参照先のマニュアル名は、『』でくくります。
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ポイントとなる内容について説明します。 |
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注意する項目について説明します。 |
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例題を用いて説明します。 |
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参照するマニュアル名などを説明します。 |
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手順の内容に参考となる説明をします。 |
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設定や操作についてのヒントを説明します。 |
MicrosoftおよびWindows、Windows95、Windows98、WindowsNT、Windows2000、WindowsXP、Windows Server 2003は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Solaris およびすべてのSolarisに関連する商標及びロゴは、 米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の 商標または 登録商標です。
UNIXは、The Open Groupが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。
Legato NetWorkerは、Legato Systems, Inc.の登録商標です。
Netscape、Netscape Navigatorは、Netscape Communications Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Internet Explorerは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Systemwalker、Symfoware、Softekは、富士通株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。
ORACLEは、米国 Oracle Corporation の登録商標です。
HP-UXは、米国ヒューレットパッカード社の登録商標です。
IBM、AIX、AIX 5L、Tivoliは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
LTO、Linear Tape Open、 Ultriumは、Hewlett-Packard 社、IBM社、Certance社(旧Seagate Removable Storage solutions) の登録商標です。
そのほか、本書に記載されている製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
なお、本書においては、(R)、TM表記を省略しています。
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