PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版) |
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第2部 導入編 | > 第6章 クラスタアプリケーションの構築 | > 6.2 GDSの初期設定 | > 6.2.2 GDSの構成設定 |
共用ディスクの設定は以下の手順で行います。
ボリュームには以下の4種類があります。
ここでは、シングルボリューム(a)の場合とその他のボリューム(b,c,d)の場合とに分けて、ボリュームの設定方法を説明します。詳細については、"PRIMECLUSTER Global Disk Services説明書"の"第5章 操作"を参照してください。
各項目に設定する値は、"共用ディスクの設定を行う場合"の"GDS構成ワークシート"に対応します。
GDS運用管理ビュー(以降、メイン画面)からディスククラスの追加・削除・名前の変更を行う場合は、Cluster Admin画面を閉じてから操作を行ってください。
シングルボリュームを使用しない場合は、本設定は必要ありません。
Web-Based Admin Viewのトップ画面で<Global Disk Services>を選択します。
メイン画面の[設定]メニューから[クラス構成設定]を選択します。
上記の画面で、登録する物理ディスクを「物理ディスク」一覧から選択し、<追加>をクリックします。<追加>をクリックするとクラス属性定義画面が開きます。「クラス名」を入力し、「タイプ」は「shared」のまま変更せずに、<完了>をクリックします。
メイン画面のディスク情報フィールドから、手順1.で登録したディスクを選択し、メニューバーの[操作]-[属性変更]を選択します。
「ディスクタイプ」を[single]に設定し、<完了>をクリックします。
[設定]-[ボリューム構成設定]を選択し、「グループ/ディスク一覧」から、手順1.で登録したディスクを選択します。ボリューム図の<未使用>を選択し、「ボリューム名」、「ボリュームサイズ」、属性などを入力します。
入力完了後、<追加>をクリックすると、設定した情報が反映されます。
設定確認後、<完了>をクリックします。
シングルボリュームのみを使用する場合は、本設定は必要ありません。
メイン画面の[設定]メニューから[クラス構成設定]を選択します。
上記の画面で、登録する物理ディスクを「物理ディスク」一覧から選択し、<追加>をクリックします。<追加>をクリックするとクラス属性定義画面が開きます。「クラス名」を入力し、「タイプ」は「shared」のまま変更せずに、<完了>をクリックします。
[グループ構成設定]タブをクリックします。
上記の画面で、グループに追加するディスクを「クラス構成ディスク/グループ」一覧から選択後、<追加>をクリックします。
グループ属性定義画面で「グループ名」、「タイプ」、「ストライプ幅」を入力し、<完了>をクリックします。
[ボリューム構成設定]タブをクリックし、「グループ/ディスク一覧」から、手順2.で作成したグループを選択します。ボリューム図の<未使用>を選択し、「ボリューム名」、「ボリュームサイズ」、属性などを入力します。
入力完了後、<追加>をクリックすると、設定した情報が反映されます。
設定確認後、<完了>をクリックします。
ディスク構成は、以下のように表示されます。
ボリュームをufsファイルシステムまたはGFSローカルファイルシステムとして使用する場合は、ファイルシステム構成画面でファイルシステムの設定ができます。詳細については、"PRIMECLUSTER Global Disk Services説明書"の"5.2.4 ファイルシステム構成"を参照してください。
本手順に従ってファイルシステムの設定を行った場合、作成したファイルシステムのエントリが/etc/vfstabファイルに追加されます。作成したファイルシステムをFsystemリソースとして使用する場合は、/etc/vfstab ファイルに追加されたエントリを修正する必要があります。詳細については、"Fsystemリソースの作成"を参照してください。
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